【アークナイツ】ドクター「執務室に戻ってきたらでかいダンボールが置いてあった」
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◆sXOFQadeF.
[saga]
2021/01/11(月) 15:48:10.61 ID:fD0NBiA10
ドクター(頼ったら、巻き込んでしまう。今までと同じではいられない。自分も、周りも。感染者に対する態度は、厳しい。友が、家族が、どんな態度になるか、味方でいてくれてもどんな目に遭うか、分かったものじゃない)
ドクター(思い出を綺麗なままに、みんなの生活を守るために、彼女は諦めた。聡明で優しいが、悲しい選択だ。頼れる人が、周囲の鉱石病への理解や知識が、彼女を守ってくれる環境が無かったことを示している。それに気付くことができる彼女の聡さも)
ドクター(一度諦めたことをもう一度夢見るなんてことは、とても怖いことなんじゃないだろうか。一度失った恐怖が、再び脳裏を過ぎるんじゃないだろうか。彼女の何分の一しか思い出がない自分には、ちゃんと理解はできていないだろうけども)
ドクター(だからアンジェリーナはきっと、これからを夢見てはいても、過去は思い出として大事にしまっているんだろう。思い出の光景を未来に重ねて夢見てはいても、故郷に帰ることは、きっと諦めている。全てが変わってしまったことを受け入れるそれは、彼女の強さだ)
ドクター(それでも彼女がそれを夢見ていて、もし家族や友人の元に戻れる日が来るとしたら、それは…)
アンジェリーナ「綺麗だね、ドクター。お星さまに願い事が出来なくたって、この空は綺麗だよ」
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