40: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:38:35.86 ID:yjJ7DZoqO
せつ菜「おめでとうございます、歩夢さん」
歩夢「ありがとう」
スッと差し出される右手を握り返す。
41: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:39:16.72 ID:yjJ7DZoqO
【ウパーホテル・愛の部屋】
愛「いやー、ビックリしたよ。久しぶりに涙出ちゃった」
「ウキャ……」
42: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:40:15.21 ID:yjJ7DZoqO
愛「うぇっ、こんなこと出来たの!?」
歩夢「カモフラージュがどのくらいかは分からなかったけど……
本当に見えなくなるんだね。私もビックリしちゃった」
43: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:41:10.53 ID:yjJ7DZoqO
愛「……っははは! なーんだ、そんなことか」
歩夢「ちょ、ちょっと……」
私の様子を見て、愛ちゃんが笑う。
44: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:41:57.95 ID:yjJ7DZoqO
歩夢「そう、なのかな……」
せつ菜「自信のないトレーナーには、パートナーは応えてくれません。
これだけは覚えておいてください」
45: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:43:01.71 ID:yjJ7DZoqO
歩夢「閑古鳥……って、人が少ないってことだよね」
愛「それって、喫茶店でせっつーが言ってた“オハラカンパニーの事業”が理由?」
事業……確か、ジムアリーナフェスティバルに挑戦するための推薦状や、新人トレーナーのためのポケモンの手配も行っているんだったか。
46: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:43:41.19 ID:yjJ7DZoqO
愛「おっと、これは歩夢にネタバレ禁止の流れかな?
じゃあ愛さんも、明日まで黙っておくことにするよ」
せつ菜「ええ、その方がいいでしょう」
47: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:44:29.59 ID:yjJ7DZoqO
【翌朝 ウパーホテル・ロビー】
愛「おっはよー!」
せつ菜「おはようございます!」
48: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:45:14.80 ID:yjJ7DZoqO
せつ菜「メッソンも気合十分ですね」
「バーニ……」
「メッ!?」
49: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:46:12.07 ID:yjJ7DZoqO
「……」
愛ちゃんの傍で尻もちをついていたのは、ピンクの髪をした女の子。
かなりの小柄で、私たちの誰よりも背が低い。
そして、彼女の周りを浮翌遊し、心配そうに覗き込むポケモン。
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