44: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:41:57.95 ID:yjJ7DZoqO
歩夢「そう、なのかな……」
せつ菜「自信のないトレーナーには、パートナーは応えてくれません。
これだけは覚えておいてください」
歩夢「そっか……そうだよね」
メッソンが入ったボールを、ゆっくりと撫でる。
これから頑張ろうね、メッソン。私も頑張るから。
愛「さてと! 歩夢の調子も戻ったことだし、そろそろせっつーの話も聞かせてもらうぞ〜?」
せつ菜「せっつー……わ、私ですか?」
歩夢「あ……そうだよ! どうしてせつ菜ちゃんが私たちの名前を知ってるのか、って話だったよね」
愛「アタシは果林博士か助手のエマっちに聞いたと思ってるんだけど、合ってる?」
愛ちゃんの推測に、私もコクコクと頷く。
見覚えあるヒバニーを持っているトレーナー、つまりそういうことだ。
せつ菜「……ご名答です。まあ、ヒバニーを繰り出した時点で検討はついてると思っていましたが」
歩夢「じゃあ、果林博士が言ってた“もう1人の新人”って、せつ菜ちゃんのことだったんだ」
せつ菜「そうなりますね。博士は『今年は閑古鳥が鳴いている』と言ってました」
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