北条加蓮「藍子と」高森藍子「あしあとを追いかけたカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 19:58:15.41 ID:KWvWXGk50
藍子「お疲れ様、加蓮ちゃん」
加蓮「どういたしまして。……どういたしまして?」
藍子「……ありがとう?」
以下略
AAS
5
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 19:58:46.96 ID:KWvWXGk50
加蓮「うん。ずっと。最初のうちに、アンバサダーを務めている以上は下手な態度は取れない、なんて思っちゃって……それからずっと、気合が入りっぱなし」
加蓮「LIVEは私が主役で……もちろん遠慮とかなんて一切する気はなかったけど、だからこそね」
加蓮「たくさんいるアイドルの中から、せっかく選んでもらえたの。私の最高の姿を見せ続けたいなって思っちゃった」
以下略
AAS
6
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 19:59:14.19 ID:KWvWXGk50
加蓮「それにー、終わってからこの有様だと、藍子にまた叱られちゃいそー。無理すんな、って♪」
藍子「……、加蓮ちゃんっ。さっきの言い方だとまるで、アイドルが終わってしまったように聞こえますよ?」
加蓮「ん? あはっ、確かに。アイドルだった――って。今もアイドルだってのっ」
以下略
AAS
7
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 19:59:44.89 ID:KWvWXGk50
藍子「私も、がんばってついていかなきゃっ」
加蓮「じゃあ私は藍子につられてノロマにならないようにしなきゃっ」
藍子「……いつも通りに戻ったと思ったら、すぐにそういうことを言うんですから」ジトー
以下略
AAS
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 20:00:14.30 ID:KWvWXGk50
藍子「……♪」ナデナデ
加蓮「ふふっ。あー、ここで藍子とのんびりしてると……帰ってきたって気持ちになるー……。なんだか、あの日々が違う世界にでも行っていたみたいに……」
藍子「私も。……じつは、加蓮ちゃんたちのキラキラしている姿を眺めていると……少し遠いな、って思うことがあって。完成されたアイドルって、こういうのかなって……そこに自分がいつか立てるなんて、想像もできなくなってしまうんです」
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 20:01:44.64 ID:KWvWXGk50
藍子「でも、やっぱりこうして加蓮ちゃんと一緒にいる方が、もっと安心できますね。加蓮ちゃんがここにいるなぁ……って♪ 弱音は言わなくても、まだもうちょっとだけ自信は……ううんっ。それも加蓮ちゃんがいれば、大丈夫っ――」
加蓮「……ねぇ、藍子」
藍子「はい」
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 20:02:15.07 ID:KWvWXGk50
加蓮「藍子がそーいうことするなら、もう起きるっ」バッ
藍子「ああっ。加蓮ちゃん、もうしませんから。思うぞんぶん、ゆっくりしましょ?」
加蓮「いいっていいって。いつまでも溶けている訳にもいかないし」
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 20:02:44.60 ID:KWvWXGk50
藍子「カフェでたっぷりとのんびりした後は、私の家まで来てもらいます。そこで私と、私のお母さんが一緒に作った晩ご飯……ちょっぴり熱いけれど気持ちいいお風呂――」
加蓮「ぐ」
藍子「ほかほかのお布団……朝は、炊きたての白ごはんにお味噌汁――」
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 20:03:15.27 ID:KWvWXGk50
藍子「私は、そういうお話の方が聞いてみたいな。加蓮ちゃんのことも、もっとよく分かる気がして」
加蓮「……はいはい。藍子がそーいうなら」
藍子「えへへ」
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/12/13(日) 20:04:14.02 ID:KWvWXGk50
藍子「…………」
加蓮「…………」
藍子「…………違うんです」
以下略
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