高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「いつものカフェで」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 18:58:31.49 ID:9pxaDD8P0
加蓮「流行は取り入れていかなきゃ。発信側っていうのは持ち回りになりがちだし、いつだって私が発信源になるとは限らないもんね」

藍子「……すごい」

加蓮「え? ……あー……んー、なんだろ。役割的な……。やってたら分かるってヤツだよ」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 18:59:01.05 ID:9pxaDD8P0
加蓮「……こーいう話をすると、加蓮ちゃんと藍子ちゃんは違うんですってなるから好きじゃないんだけどなぁ」

藍子「あ〜……」

加蓮「違う人間なんだけどね?」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 18:59:31.24 ID:9pxaDD8P0
加蓮「気分を変える気分」

藍子「では、その気持ちも変えてしまうために、注文をしましょう」

加蓮「気分を変える気分を変える気分?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:00:03.30 ID:9pxaDD8P0
……。

…………。

加蓮「あー……」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:00:31.14 ID:9pxaDD8P0
加蓮「名前は思いつかなかったけど、そういう感じの。要は、藍子ちゃんをたくさん知ってもらおうとか、そういう行動を心がける――心がけるって言ったらカタいね。藍子には、少しだけそうしてもらおうっていう計画」

藍子「なるほど〜……。加蓮ちゃん、私はどうしたらいいですか?」

加蓮「それを昨日、移動時間中とか帰ってからとかにちょっとずつ考えてきたんだけど……」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:01:01.45 ID:9pxaDD8P0
藍子「あはは……。店員さんが、珍しい顔をして見ていますよ」

加蓮「……珍しいって、何が?」

藍子「たぶん、加蓮ちゃんがぐんにゃりとなっていることがじゃないでしょうか。ですよね、店員さんっ」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:01:32.02 ID:9pxaDD8P0
加蓮「藍子だって常時誰かを誘惑してるようなものじゃん」

藍子「私、そんなにいやらしい子じゃありませんっ!」

加蓮「やらしんだー。目を離せなくさせることだけが誘惑じゃないんだよ? それこぞ杏ちゃんみたいに、だらけさせたり休憩させるのも誘惑の1つ。なのに藍子ってば……ねぇ?」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:02:02.33 ID:9pxaDD8P0
加蓮「あははっ。コーヒー、いただきます♪ ……んっ。香りも味もいつも通り。シックな大人って感じだね。ほら、藍子も飲みなさいよ。飲んで、いつもの自分を取り戻そ?」

藍子「……」ズズ

藍子「……ふうっ♪ すぅ〜、はぁ〜……。よしっ。これでもう、加蓮ちゃんの……ゆうわく? には、負けませんから!」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:02:31.73 ID:9pxaDD8P0


□ ■ □ ■ □


以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:03:01.35 ID:9pxaDD8P0
加蓮「と言っても、こういうのってたぶん藍子の方が得意だと思うの」

藍子「私の方が……」

加蓮「誰でも知っていそうなこと、当たり前になったこと。それを改めて探して、みんなに教えてあげる。藍子ちゃんを知らないって子にも分かるようにね」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:03:31.29 ID:9pxaDD8P0
加蓮「……好き勝手に喋ったら数週間くらい経ちそうだから、何を喋るのか決めて喋りなさいよ?」

藍子「……だめですか?」

加蓮「アンタ、日記コラムを書いて以降"長い尺を取ってもいい"ってことに甘えてない?」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:04:02.43 ID:9pxaDD8P0
藍子「いろんなお話をしちゃって、いろんな方向へ脱線してしまって、つい、長くなってしまうこともあるんですけれど……2人とも、楽しかったって言ってくれます♪」

藍子「あっ、でも未央ちゃんからはよく、もっと短くしなさい! って怒られちゃうっけ」

藍子「難しいなあ……。短くまとめたら、伝えられることがぜんぶ伝えられなくなっちゃうかも。お散歩の時に出会ったすてきな方のことも、ちゃんと紹介してあげたいし――」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:04:32.49 ID:9pxaDD8P0
加蓮「……そっか。藍子って、よく考えてみたら話せることがホントにたくさんあるんだ」

藍子「そうでしょうか。……そうかもっ。いつもフリートークの時も、お話する内容を悩んでしまいますからっ」

加蓮「ふふ。嬉しい悩み?」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:05:05.06 ID:9pxaDD8P0
加蓮「話せることがたくさんあることを。それだけ、世界が広いっていうことを、今更――」

藍子「……、」

加蓮「ううん。"今更考えること"を、大事にしようって話だったよね」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:05:31.64 ID:9pxaDD8P0
藍子「あっ。ということは、加蓮ちゃんも同じですね♪ 私にとって加蓮ちゃんは、いっぱいの時間をかけても、たくさんお話して、たくさん楽しい時間を過ごせる相手ですからっ」

加蓮「それは藍子がそうだからだよ? ……なーんか藍子、私以外でも良さそうみたいですし?」

藍子「……?」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:06:02.16 ID:9pxaDD8P0
加蓮「名前は壮大だけど、やってることは地味……ううん、地道なこと」

藍子「私のことを、また1から知ってもらって……応援してもらえる方を、いっぱい増やして♪」

加蓮「目指せトップアイドル」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:06:31.56 ID:9pxaDD8P0
加蓮「でも、1つ難しいなーって思うことがあってさ」

藍子「?」

加蓮「藍子の最大の魅力って、一緒にいるとゆるふわできることなんだよね」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:07:01.64 ID:9pxaDD8P0
藍子「晩ご飯には、加蓮ちゃんの好きなものをいっぱい作って」

加蓮「続けるなっ! もう、だから藍子はいやらしいのよ。そうやってすぐに誘惑して!」

藍子「……そっか。これが加蓮ちゃんの言う、いろんな種類の誘惑なんですね」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:07:31.53 ID:9pxaDD8P0
加蓮「でさー……。私が言いたかったことって、藍子の最大の魅力を伝えるのって難しいねーって話なんだー……」

藍子「そういえば、そんなお話だったような……」

加蓮「藍子と一緒の空間にいる、ってなかなか難しいことでさ。テレビに映るアイドルって、無条件に少し遠く、綺麗な物で感じるし……LIVEは一緒に楽しめるけど、あれは特別中の特別って感じの世界だし」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:08:01.68 ID:9pxaDD8P0
藍子「気配を感じる気分の日から、びっくりしちゃう気分の日に変わったのかもしれません」

加蓮「いや原因が藍子なんだってば。そっか……ふふっ。燃え続けてるんだね。藍子の灯火」

藍子「それって、加蓮ちゃんのおかげでもあるんですよ」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/20(日) 19:08:31.00 ID:9pxaDD8P0
加蓮「あーあ。私も、誰かさんにつられてのんびり屋になっちゃった」

藍子「昔の私は、きっと加蓮ちゃんにそうなってほしいなって思ってました」

加蓮「おのれ魔女め。私にいくつ呪いをかければ気が済むのよ!」
以下略 AAS



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