19:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 02:17:09.73 ID:7av7wDk10
>>17と>>18の間
「後は……やしきずのためでも有るのかもな」
「ん、それはどゆこと?」
20:名無しNIPPER[saga]
2020/09/21(月) 02:18:55.17 ID:7av7wDk10
というわけで今後時折来て「ド葛本社×異世界転生」書かせていただきます
よろしくお願いします
今日はここまで
21:名無しNIPPER[sage]
2020/09/21(月) 02:40:12.43 ID:eOtI4zhio
おつおつ
22:名無しNIPPER[sage]
2020/09/21(月) 10:18:21.08 ID:0sFfDVFIo
待ってる
23:名無しNIPPER[sage]
2020/09/21(月) 13:06:44.91 ID:UbxHPLMZ0
乙、応援してます
24:名無しNIPPER[saga]
2020/09/22(火) 02:41:51.85 ID:3G5NISVX0
姉の軽口には気も留めず葛葉が歩き出し、ひまわりはその後を追った。弱いという発言に気を悪くしたのではないことは姉には理解が出来ている。この程度の丁々発止など彼らの間では日常茶飯事であった。
「どこ行くん? 当ては有んの?」
「無えよ、そんなん。けど水の音がした。ってことは近くに川がある。川があるってことはその流域に集落がある可能性は極めて高えんじゃねえの?」
25:名無しNIPPER[saga]
2020/09/22(火) 02:43:19.67 ID:3G5NISVX0
「どこの川沿いに築かれた文明だ、ソイツは! 酔っぱらってんのか! 眼ぇ開けて寝てんじゃねえぞ、ほんひまァ!」
「はぁ? ヨーロッパめっちゃ川有りますしぃ。ヴェネツィアとか水の都ですしぃ。え、葛葉くんもしかして知らないのぉ?」
「無知なのはオメーの……と、ちょっとそこで止まれ姉ちゃん」
26:名無しNIPPER[saga]
2020/09/22(火) 02:44:18.38 ID:3G5NISVX0
「でも、武器が無いよ」
ひまわりの指摘に葛葉は取り合わず立ち上がった。
「……ねーちゃんはそこでちょっと隠れててくれ。最悪、走ってきた道を引き返せよ?」
27:名無しNIPPER[saga]
2020/09/22(火) 02:47:15.85 ID:3G5NISVX0
次回、「葛葉、死す」
デュエルスタンバイ!
28:名無しNIPPER[sage]
2020/09/22(火) 07:41:11.33 ID:IV1A73r6O
死んじゃったよ!?
29:名無しNIPPER[saga]
2020/10/04(日) 01:18:20.82 ID:WsJ2cUxc0
見守られている側、葛葉は初陣でありながらほとんど緊張はしていなかった。それもその筈、初陣なのはこの世界においてでしかない。
嘘みたいな本当の話、葛葉の戦闘経験は豊富である。ゲームでの話ではない。実践の話で、実戦での話だ。
アレクサンドル・ラグーザ――彼の実家の魔界での職業は衛士。つまり、元職業軍人である。ひまわりは先ほど弟の横顔をして「歴戦の兵士に似ている」と評したが、似ているどころでは本来は無い。
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