勇者ss 第2話(タイトル未定)
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47:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:17:28.40 ID:66ORp3Ez0
最初の予定では、役人を断罪し、彼女の呪いを解いてもらい、大手を振ってこの城を後にするはずだったのだ。実際は自分の方が犯罪者になりかけ、役人に彼女へ謝罪させることもできていない。情けなくて自分が嫌になるが、どうにかして彼女の呪いを解く方法を見つけなければ、と気を取り直す。そしてその場を後にしようとしたが、役人が強い口調でそれを制した。

役人「お待ちなさい。城に事実確認に行っている私の部下が戻ってくるまで外に出すわけにはいきませんね。あなたは大罪人の可能性があるんですから。それまでは落ち着いて、もう少し考えなさい。」

冷静を装っているが、役人の声には明らかに怒りが滲んでいた。
以下略 AAS



48:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:18:29.45 ID:66ORp3Ez0
立ち上がってそう言い放ち、二人を連れて外に出ようと思ったその時、
「勇者、ありがとう」
と声がした。一瞬誰の声か分からず声のした方を見ると、魔法使いが片方の手の平を役人たちの方へ向けているのが見えた。
勇者「え」
「メラゾーマ!」
以下略 AAS



49:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:19:27.73 ID:66ORp3Ez0
戦士「何とか逃げられたな。」

勇者「うん、本当に、逃げきれてよかった。」

戦士は結構余裕そうだが、僕は息も絶え絶えだった。
以下略 AAS



50:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:21:07.22 ID:66ORp3Ez0
戦士「ああ、そういうカラクリだったのか。」

勇者「戦士は気付いてたの?」

戦士「まあ、なんとなくな。お前は役人との会話に集中してて気づいてなかっただろうが、さっきは結構会話に反応してたぜ。」
以下略 AAS



51:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:22:13.48 ID:66ORp3Ez0
勇者「どうして?」

魔法使い「だって、私はあなたたちも巻き込もうとしてたのに。」

魔法使いが不安そうに言った。
以下略 AAS



52:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:23:26.55 ID:66ORp3Ez0
魔法使い「ねえ、これから私の呪いを解く方法を探してくれるんでしょう?」

勇者「うん、そうだけど。」

魔法使い「私も連れて行って。」
以下略 AAS



53:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:26:24.98 ID:66ORp3Ez0
魔法使い「戦士さんはどこ?」

そう聞かれ、戦士の方に目を向ける。

魔法使い「この人が戦士さん・・・?もっとむさ苦しい人を想像してたんだけど、イメージと違うのね。もしかして、あなたの脳内で補正がかかってるのかしら?」
以下略 AAS



54:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:28:05.14 ID:66ORp3Ez0
終わりです。

相変わらず最後雑だなあと反省してます。
良かったら感想ください。

以下略 AAS



55:名無しNIPPER[sage]
2020/09/28(月) 19:30:46.75 ID:uF/+dGXDO
乙面白い
途中勇者と戦士が入れ替わってたとこが有ったのはご愛嬌ww
他のssはどうか知らんが勇者系ssは名前着けない方が圧倒的に多いし読む方も気にしてない様に思う



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