勇者ss 第2話(タイトル未定)
1- 20
48:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:18:29.45 ID:66ORp3Ez0
立ち上がってそう言い放ち、二人を連れて外に出ようと思ったその時、
「勇者、ありがとう」
と声がした。一瞬誰の声か分からず声のした方を見ると、魔法使いが片方の手の平を役人たちの方へ向けているのが見えた。
勇者「え」
「メラゾーマ!」
そう魔法使いが叫ぶと、目の前が爆炎に包まれた。

勇者「え、ええええ!」

爆炎はあっというまに役人と呪術師を焼き尽くし、こちらまで熱風が吹き付けてくる。

戦士「あーあ、やっちまったな。逃げるぞ!」

戦士が少し嬉しそうに言う。

勇者「う、うん」

まだ事態が呑み込めないまま、僕は魔法使いを抱えて走り出した。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
55Res/47.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice