勇者ss 第2話(タイトル未定)
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49:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 23:19:27.73 ID:66ORp3Ez0
戦士「何とか逃げられたな。」

勇者「うん、本当に、逃げきれてよかった。」

戦士は結構余裕そうだが、僕は息も絶え絶えだった。

魔法使い「大丈夫?」

魔法使いが心配そうに声をかけてくる。

勇者「うん、大丈夫だよ。あれ?君耳は・・・?」

そうだ、さっきのあれはどうやっても会話が聞こえているとしか考えられないタイミングだった。

魔法使い「実は、魔翌力が戻ってからはテレパスが使えるんだ。だから、勇者の頭を通して会話を聞いてたの。まあ使えるのはこうやって手を触れてる間だけだけど。」

そう言って彼女は僕と繋いでいる手を上にあげた。なるほど、手を触れたがっていたのはそういうことだったのか。知らない間に頭を覗かれていたと知って、恥ずかしくなる。



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