367: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/10(土) 17:42:40.23 ID:QhyjSLwuO
#
「……ん」
「気付いたか」
368: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/10(土) 17:43:50.27 ID:QhyjSLwuO
18話はここまで。寝落ちしていました……
次回は多少?推理ものに近いテイストです。
369: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/10(土) 19:06:19.61 ID:QhyjSLwuO
武器紹介
魔導銃
使用者のマナに応じた魔力弾を放つ銃。一種の魔法発動装置であり、銃とはその見かけが似ている程度である。
370: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/11(日) 20:45:25.38 ID:Plru0K4UO
第19-1話
371: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/11(日) 20:45:52.59 ID:Plru0K4UO
その日のモリブスは、小雨が降っていた。雨除けの外套が、俺たちの顔をすっぽりと隠している。
外套から滴る雨がうざったいが、姿を見られてはいけない俺たちにとっては僥倖かもしれない。
「どこに行くの?やっぱり、ベーレン侯の私邸?」
372: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/11(日) 20:46:19.46 ID:Plru0K4UO
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「……私にかかってる?」
プルミエールが、意外そうに言った。ジャックは首を縦に振る。
373: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/11(日) 20:47:07.83 ID:Plru0K4UO
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そして俺たちはモリブスの市街地に来た。2回の「時間遡行」で疲弊しているデボラと、万一の時の守りに必要なシェイドは残している。
強行突破という手はなくはない。ただ、犠牲が出る可能性も決して低くはない。俺一人ならそれでもいいが……プルミエールとエリザベートがいる以上、あまり無茶もできなそうだ。
374: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/11(日) 20:47:46.55 ID:Plru0K4UO
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彼女たちが去って半刻。弱っていた件の野良猫が、ベーレン侯の私邸に入っていくのが見えた。
回復魔法でもかけてもらったのだろうか、多少は元気そうになっている。猫の首輪には筒のようなものがある。あれが肝だ。
375: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/11(日) 20:48:24.97 ID:Plru0K4UO
ゾクン
376: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/10/11(日) 20:49:36.44 ID:Plru0K4UO
俺の右に、巨大な質量が振り下ろされた!!?右手は……ある。何とか交せた、か??
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