魔王と魔法使いと失われた記憶
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25: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:03:32.70 ID:S0Anv1g5O
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お茶の後の微妙な空気は、1人の闖入者によって破られた。

「教授!プルミエールさんっ!お茶にしましょ!」
以下略 AAS



26: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:04:07.32 ID:S0Anv1g5O
「『魔王』?……ズマのハンプトン大魔候、ではなくて?」

エリザベートが声を潜める。

「違いますよ。モリブスに、自称魔王が出たそうなんです」
以下略 AAS



27: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:05:01.40 ID:S0Anv1g5O
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私の家は、オルランドゥ魔術学院から歩いて10分ぐらいの所にある。
家からはオルランドゥ大湖が近い。マナに溢れたあの湖畔を歩くと、それだけで力が湧いてくる気がする。

以下略 AAS



28: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:05:31.24 ID:S0Anv1g5O
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「じゃあカトリさん、また〜」

「プルミエール、足元には気を付けてねえ」
以下略 AAS



29: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:06:16.33 ID:S0Anv1g5O


…………ザッ


以下略 AAS



30: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:07:27.15 ID:S0Anv1g5O


「動くな」


以下略 AAS



31: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:08:09.14 ID:S0Anv1g5O


その刹那だ。


以下略 AAS



32: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:08:46.66 ID:S0Anv1g5O


「……あっ」


以下略 AAS



33: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:09:25.07 ID:S0Anv1g5O


恐怖が全身を駆け抜ける。


以下略 AAS



34: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:10:00.74 ID:S0Anv1g5O



浅黒い肌に尖った耳。そして、まだ幼さを残した顔。

以下略 AAS



35: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/07(金) 22:10:26.14 ID:S0Anv1g5O
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それが、私……プルミエール・レミューと、「魔王」エリック・ベナビデスの出会いだった。

以下略 AAS



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