247: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:14:36.74 ID:+I9rRxhLo
若手議員「初めまして。私は王国議会で議員を務めておりました、国民党所属の化学博士でございます」
設計者「国民党……前々から石油の活用の推進を主張していた政党だっけな」
若手議員「はい。覚えていていただき誠にありがとうございます」
248: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:15:16.11 ID:+I9rRxhLo
開拓団事務員「お茶出しの時に聞いてしまったんですけど……。さっきのは、二枚舌というものでは……?」
設計者「ああ、全然大丈夫だよ」
設計者「あの議員さんは環境保護に盲目的な人じゃないし、先生は石油の価値も理解してる人だから」
249: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:16:34.70 ID:+I9rRxhLo
夕刻。
秘書「では、ご意見を伺います」
研究家「園内に地衣類が少ないです」
250: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:17:44.37 ID:+I9rRxhLo
8週目結果
称号:北の土木工学都市 → ???
〜住民の声〜
251: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:19:45.82 ID:+I9rRxhLo
設計者「みんな、これにて開拓は終了だ」
スタッフ「お疲れ様でした!」
パーク管理員「ああっ、燃える土木作業員からほとばしるオーラが小さく……!」
252: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:21:28.60 ID:+I9rRxhLo
設計者「寒さをしのげる建物、よし。安定した飲み水と燃料、よし。王国三大都市に匹敵する社会インフラ、よし」
設計者「農業用ビルと養殖および釣り、トナカイの飼育。そしてそれを活かせる皮革産業と飲食店がある。第一次産業、よし」
設計者「資源メジャーを含む四社の協力を獲得。採掘現場のベテランと石油化学の専門家を招いた。第二次産業、よし」
253: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:22:16.69 ID:+I9rRxhLo
王「待たせている間に大都市を作り上げるとは」
王「先の開拓者試験では、余はあやつの実力を見誤っていたようだ」
使者「いやはや、これが彼の本気ですか……」
254: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:24:26.77 ID:+I9rRxhLo
町が完成!
称号:州都、地衣の都 / 新天地開拓拠点
ランク:大都市
255: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:26:33.67 ID:+I9rRxhLo
市長「よっす。後輩。今は設計者か」
設計者「あなたは、都市開発部の先輩! なぜここに」
市長「王様に命じられて、お前の作った町の市長になったんだ。奇妙な縁だなー」
256: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/15(月) 17:27:44.06 ID:+I9rRxhLo
設計者「でも近いうち、開拓者の職がなくなるかもしれない。そのことに気づいてしまって、」
設計者「もしそうなった時、彼には王国に代わる後ろ盾が必要になると思いました」
市長「お前は本当に心配性だな……」
261Res/156.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20