【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 7巡目
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26: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/02(火) 03:09:53.05 ID:cdSYijSj0
「っ…………!?」
彼女の声が、囁きとなって僕の鼓膜を刺激する。ユウナの何時も元気で明るい声が、細められてひそひそとした声に変って――その変化に、僕は興奮にも似た何かを感じずには居られなかった。
「ワイズこれ……って。好きかどうか聞くまでもない、ね。目がトロトロだよー?」
27: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/02(火) 03:11:03.95 ID:cdSYijSj0
「しゅき……これ、しゅきぃ……」
「…………ふーん。じゃあ、ぼくの耳かき以外でも良いんだ。誰にでも、こんな風にトロトロになっちゃうんだ……」
「ふぇ……?」
28: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/02(火) 03:11:34.30 ID:cdSYijSj0
――がさごそ、ごそごそごそ……っ! すすーっ、すー……すすすっすー……。
「――おっ……! かりかりかりかり……すすすーい、すー……い」
「ぁ…………」
29: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/02(火) 03:12:07.09 ID:cdSYijSj0
――――ふわふわふわふわ。
「ふにゃぁあああああああああ…………っ!」
「――――もふもふもふもふ、ふわふわふわふわー……もふふわー……ふわっふわっふわっふわー……」
30: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/02(火) 03:12:36.20 ID:cdSYijSj0
「んー、じゃあ右耳終わったから次は左耳ねー」
そう言って、もう全身の力が抜けて殆ど寝ているみたいな僕を寝返りみたいにごろんと転がして。左耳を上に向ける。
顔がユウナのお腹に埋めるみたいに形になって、ユウナの匂いがより一層強くなる。
31: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/02(火) 03:13:35.51 ID:cdSYijSj0
ユウナの好感度が5上がった! (160)
おっと、ユウナの様子が――。
1〜5 何もないやろ
5〜8 母性がきゅんきゅんしてきた。
32:名無しNIPPER[sage]
2020/06/02(火) 03:29:35.97 ID:1UwAj7xeO
せい
33:名無しNIPPER[sage]
2020/06/02(火) 08:34:52.00 ID:NLo9v+HXO
乙
素晴らしすぎて昇天した
34:名無しNIPPER[sage]
2020/06/02(火) 09:10:10.98 ID:OWF8NXFQo
ユウナママァ…
35: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/06/02(火) 12:18:53.03 ID:cdSYijSj0
コンマ7 母性がきゅんきゅんしてきた
加虐心を母性と誤認とかあるわけないよきっと多分! 母性は母性だよ!!!!
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