15: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:24:06.16 ID:GoWeZr8Q0
冬優子「ほら、あんたも、ふゆに幻滅したでしょ?」
幻滅はしている。今の私が考えていることを、汲み取れない冬優子に。
何も気づいていないとでも思っているのか。私は冬優子のプロデューサーなのに。
16: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:24:37.82 ID:GoWeZr8Q0
11 セクション2(クリア)
冬優子が『W.I.N.G.』の二次審査を通過した連絡が来ました。
しかし、冬優子は事務所に来てくれない。
17: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:25:30.56 ID:GoWeZr8Q0
12 諦めたくないものはたったひとつ
今日は冬優子との打ち合わせですが……連絡は相変わらずありません。
無理にやらせてもよいことはありません。アイドルとは別の道に進むのであれば、そのためのアドバイスも考えましょう。どんな道でも、不幸にはなっては欲しくない。
18: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:25:57.66 ID:GoWeZr8Q0
冬優子は、凄いなと思う。臆病な私とは違う。もしも……私が同じように踏み出そうとしたのなら。あの人に、打ち明けていたら。そんな時に欲しい言葉は……受け止めることを示す言葉。
P「おかえりなさい」
冬優子「!……あ……」
19: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:26:31.73 ID:GoWeZr8Q0
13 オーディション不合格2
冬優子「……ねぇ、今日のふゆ、何がダメだったの」
P「冬優子は良かったですよ。しかし、相手がいるものですから理想通りにはいきません」
20: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:27:07.81 ID:GoWeZr8Q0
14 セクション3(クリア)
P「冬優子、待ってくれていたのですか」
冬優子「……まあね」
21: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:27:40.18 ID:GoWeZr8Q0
15 サンライズ7
冬優子「あ、メッセージ……もう」
P「冬優子、何かありましたか」
22: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:28:23.93 ID:GoWeZr8Q0
16 さぁ、幕を開けましょう!・その1
冬優子「今日の雑誌の撮影……この編集部さん、前にもお世話になったところよね」
P「その通りです。スタッフもほとんど同じと聞いています」
23: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:29:34.91 ID:GoWeZr8Q0
17 さぁ、幕を開けましょう!・その2
冬優子「おはようございます!今日はよろしくお願いしますっ」
冬優子「わあっ!編集長さんも来てくださったんですね!えへへ、期待に応えられるよう頑張ります♪」
24: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:30:39.43 ID:GoWeZr8Q0
18 さぁ、幕を開けましょう!・その3
冬優子「……よ……」
冬優子「よっしゃー!目にものを見せてやったわ!あーっはっは!」
25: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/25(月) 20:31:12.07 ID:GoWeZr8Q0
19 サンライズ8
冬優子「プロデューサー、ちょっとこの企画書見てくれる?」
P「それは『アイドルの意外な一面大公開』の企画書ですね……気になることでもありましたか」
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