21:名無しNIPPER[saga]
2020/03/25(水) 23:51:33.91 ID:CTG1QIS00
そんな悲観する俺の心にある言葉が囁いてきた。
『胸を張って生きろ』
22:名無しNIPPER[saga]
2020/03/25(水) 23:52:02.75 ID:CTG1QIS00
「…」
23:名無しNIPPER[saga]
2020/03/25(水) 23:56:26.71 ID:CTG1QIS00
「何を安心している?これで事態はより深刻になったんだぞ。」
24:名無しNIPPER[saga]
2020/03/26(木) 00:03:23.90 ID:E3bwfHu30
それから俺たちは急いで出産の準備に取り掛かった。
女将さんが人喰い鬼である以上、人は呼べない。
それを前提として自分たちで赤ん坊を取り上げることになった。
25:名無しNIPPER[saga]
2020/03/26(木) 00:04:28.88 ID:E3bwfHu30
「ん゛〜ぐ〜んん〜!?」
26:名無しNIPPER[saga]
2020/03/26(木) 00:07:43.44 ID:E3bwfHu30
「ハァ…ハァ…」
27:名無しNIPPER[saga]
2020/03/26(木) 00:08:41.09 ID:E3bwfHu30
「そこまでだ。」
28:名無しNIPPER[saga]
2020/03/26(木) 00:16:17.50 ID:E3bwfHu30
「 「おぎゃぁぁぁぁっ!」 」
29:名無しNIPPER[saga]
2020/03/26(木) 00:18:25.47 ID:E3bwfHu30
それから数時間後、警察が到着すると旦那さんは逮捕された。
産婆のお婆さんを殺害した容疑での逮捕だ。旦那さん自らの通報による自首だった。
俺たちは旦那さんの擁護もすることもなく間近で逮捕される場を見ているしかなかった。
30:名無しNIPPER[saga]
2020/03/26(木) 00:19:39.44 ID:E3bwfHu30
「あ〜う〜」
31:名無しNIPPER[saga]
2020/03/26(木) 00:20:23.48 ID:E3bwfHu30
「冨岡さん今回はありがとうございました。あなたがいなければどうなっていたか…」
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