72:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:32:14.77 ID:12PeC/pS0
柴田家が海水浴に行った翌日、右京たち特命係は今日も家の張り込みを続けていた。
自首に応じてもらおうとリスクを犯してまで家族と接触したがまるで動きがない。
いや、動きが無さ過ぎた。
73:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:33:58.84 ID:12PeC/pS0
「あ…あの…」
74:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:34:31.42 ID:12PeC/pS0
「あの…さ…盗んじゃいけないの…」
75:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:35:27.72 ID:12PeC/pS0
「 「うわぁぁぁぁぁぁっ!?」 」
76:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:36:07.10 ID:12PeC/pS0
「―――どうですか右京さん。」
77:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:37:46.52 ID:12PeC/pS0
「オイ冠城、今日もコロッケ買いに来たぞ。」
78:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:39:08.44 ID:12PeC/pS0
夜になり人気もなくなり辺りは静かになった。普段なら夜も明るい笑い声のする柴田家は灯りも点さず薄暗いままだ。
人の気配すら感じないそんな柴田家である動きがあった。
79:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:40:28.20 ID:12PeC/pS0
「こんな夜にどちらへお出かけですか。」
80:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:41:16.59 ID:12PeC/pS0
「失礼、自己紹介がまだでしたね。警視庁特命係の杉下と冠城です。この数日間、あなた方のことを見張っていました。」
81:名無しNIPPER[saga]
2020/01/01(水) 11:42:06.04 ID:12PeC/pS0
「冠城くん、それに伊丹さんと芹沢さんもすぐに床を剥いでください。大至急です!急いで!」
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