【アズールレーン】 黒青の空
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128: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:13:11.33 ID:/pT5YGo8o

指揮官(聞いてはいけない言葉だと、頭の中では理解していた)
指揮官(だが、一欠片の信頼が、否定して欲しいとの想いが、その言葉を紡いでいた)

指揮官「……どうして、こんな真似を……?」
以下略 AAS



129: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:13:38.33 ID:/pT5YGo8o

指揮官(麻痺したように働かない頭で、それでも背後へ振り返る)
指揮官(ぶつかり合う視線の先では、金色に濁った瞳が歓喜に打ち震えていた)

「御主人様はもうどこにも行けません。誰に遭うこともありません」
以下略 AAS



130: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:14:05.70 ID:/pT5YGo8o

先達の徳行は、私にとってはまさに青天の霹靂だった。

そうだ、欲しい物があるというのに、なにを我慢する必要があったのだろう。

以下略 AAS



131: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:14:32.80 ID:/pT5YGo8o


………………

…………
以下略 AAS



132: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:14:59.65 ID:/pT5YGo8o


―― 反応消失 ――

―― 実験結果 / 不明瞭 ――
以下略 AAS



133: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:15:26.53 ID:/pT5YGo8o



―― ………… ――

以下略 AAS



134: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:15:53.70 ID:/pT5YGo8o


―― 余剰情報 / 確認 ――

―― 再生を開始します ――
以下略 AAS



135: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:16:21.21 ID:/pT5YGo8o


―― ??? ――

ピュリファイアー「―――っぷはぁ!!」ザバァ!
以下略 AAS



136: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:16:48.78 ID:/pT5YGo8o

オブザーバー「無駄よ。歪に、と言ったでしょう。あの娘が生み出した空間は、通常の世界とは位相が完全にズレている」
オブザーバー「最早私達でさえ流動を続ける座標の特定は不可能。言葉通り永遠に、彼女たちは二人だけで孤立した世界を漂うのでしょうね」

ピュリ「うげー……つまんなさそー」
以下略 AAS



137: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:17:15.55 ID:/pT5YGo8o

オブザーバー「それを調べるための実験だったのよ」
オブザーバー「本来、感情の抑制さえ行われていないフルスペックの存在は、”特異点”の下でしか生まれてこない」
オブザーバー「にも関わらず、生まれてしまった特異個体。それが通常の人間による運用で、どこまで出来るのかを見守るはずだったのだけど……」
オブザーバー「藪をつついて蛇を出してしまったお陰で、不完全燃焼で終わったわね」
以下略 AAS



138: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:17:42.43 ID:/pT5YGo8o

オブザーバー「……さて。この世界での記録は、本当にこれでお終い」
オブザーバー「本来ならこれは、観測を終えた取るに足らない観察日記」
オブザーバー「数多に繰り返される実験の一つとして、ただ埋もれていくだけの物語に過ぎないものだけど」

以下略 AAS



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