137: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/04(水) 19:17:15.55 ID:/pT5YGo8o
オブザーバー「それを調べるための実験だったのよ」
オブザーバー「本来、感情の抑制さえ行われていないフルスペックの存在は、”特異点”の下でしか生まれてこない」
オブザーバー「にも関わらず、生まれてしまった特異個体。それが通常の人間による運用で、どこまで出来るのかを見守るはずだったのだけど……」
オブザーバー「藪をつついて蛇を出してしまったお陰で、不完全燃焼で終わったわね」
ピュリ「また話が振り出しに戻っちゃったよ」
ピュリ「別にいいじゃん。結局、あれだけ自我が剥き出しの個体全てを運用してみせてる“特異点”が異常すぎるってだけでファイナルアンサーでしょー?」
オブザーバー「えぇ、最後まで実験を続けられたのなら、その説の裏付けになったでしょうね」
ピュリ「めちゃくちゃ根に持ってんじゃん! もーうっせーな!」
ピュリ「ちょっと体動かしてくるわ。誰かさんに邪魔されたせいでフラストレーション溜まってるからな!」シュンッ
オブザーバー「私の中では、とても興味のあるタスクだったもの。意地悪もしたくなるわ」
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