9: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:26:05.97 ID:PSNJgP6Z0
はい、ただいま。
いつもどおり仕事を終え、今日はプロデューサーに送られ帰ってきました。はあ、らくちん。
プロデューサーに「よかったら私の手料理、いかがですか?」などと声をかけるものの。
10: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:26:46.61 ID:PSNJgP6Z0
醤油が400ミリリットル。砂糖が200グラム。お酢が100ミリリットル。
計量カップでアバウトに量るだけ。
砂糖の重さ? えー、確か100グラムは、カップで160ミリリットルくらいだったか、と。うろ覚えですけど。
その程度のアバウトさで、十分。
11: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:28:00.35 ID:PSNJgP6Z0
翌朝。
そうそう、地方ロケで少しだけ家を空けるのでした。
12: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:28:50.97 ID:PSNJgP6Z0
きゅうりはまだ、芯まで味が染みてません。塩辛さが強くて若い、そんな感じ。
そこできゅーちゃんを鍋から全部取り出して、調味液だけにします。再び着火。
きゅうりの水分が出て薄まった調味液を少し煮詰めて、濃さを戻しましょう。
13: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:29:19.56 ID:PSNJgP6Z0
「おいしくなーれ……おいしくなーれ……もえもえ、きゅん」
ええ、まあ。
なんとなくそんな気分だったのです。
14: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:29:53.92 ID:PSNJgP6Z0
そして、最初へ戻る。なーんて。
15: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:31:04.19 ID:PSNJgP6Z0
きゅーちゃんだけでは少し寂しいので、冷凍シューマイを取り出して、レンジでチン。
あとは、本日のファーストチョイス。
「……今日の気分は……君に決めた!」
16: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:31:31.41 ID:PSNJgP6Z0
さっそく、きゅーちゃんからいただきましょう。
ぱくり。
……ぽり……ぽり……
ああ、いい歯ごたえです。
17: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:32:24.95 ID:PSNJgP6Z0
今日のメインは、ロケ先のお土産。秋田の刈穂「kawasemi」
ラベルが綺麗で、思わず手に取っていました。
四合瓶をしばし眺め、私は準備を始めます。
冷徳利を食器棚から取り出して、中に氷を詰めましょう。ぐい飲みも用意して、と。
18: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:33:01.30 ID:PSNJgP6Z0
その言葉だけで必要かつ十分。まずは一献、空けまして。
次は当然、きゅーちゃんと一緒に。
ぐい飲みを満たせば、再び香る命の水。きゅーちゃんを口に入れ、噛みしめます。そしておもむろに杯を空け。
19: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:33:44.57 ID:PSNJgP6Z0
翌日。
この日オフの私は、小袋を携え事務所に顔を出します。
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