408: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:49:46.19 ID:PYziUX8s0
部屋を出て隣の扉に鍵をさす。
しかし妙ね。何かあったのかしら。
最初に何か慌てたように"緋色の邪魔になるから"とか言ってたくせに私が部屋に行くと言ったらあっさりと承諾した。
409: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:50:21.61 ID:PYziUX8s0
緋色『ねぇ先生』
叢雲『何?』
緋色のベットに腰掛け端末で文面を考えていると緋色が話しかけてきた。
410: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:50:59.46 ID:PYziUX8s0
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緋色『終わったぁ!』
叢雲『お疲れ様。課長呼んでくるわね』
411: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:51:29.63 ID:PYziUX8s0
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時刻はヒトサンマルマル。
昼食を食べた後だった。
412: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:52:12.67 ID:PYziUX8s0
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叢雲『集合時間五分前。流石ね』
緋色『えっへん』ドヤサ
413: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:52:52.77 ID:PYziUX8s0
夕張『そう!この夕張よ!!』シュバ
414: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:53:42.96 ID:PYziUX8s0
夕張『さてさて、事前に説明があったと思うけど今回緋色ちゃんには艦娘としての航行をしてもらいます』
そう言って後ろにあったそれを持ち上げた。
夕張『そしてこれが!今回の訓練の要である艤装です!』
415: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:54:31.39 ID:PYziUX8s0
夕張『それじゃさっそく装着しちゃいましょう』
緋色『は、はい』
叢雲『大丈夫よ。艤装って言ってもホントに訓練用の簡素な物だから。リュックを背負うようなもんよ』
416: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:55:01.97 ID:PYziUX8s0
叢雲『よしOK。行きましょ』
緋色『うん、じゃない。はい!』
叢雲に手を引かれて階段へ向かう。どうやらそのまま海まで伸びているらしい。
417: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:55:38.95 ID:PYziUX8s0
夕張『そっかぁ残念』
男『なんでだ?』
夕張『外の技術者と話す機会って中々ないんで、詳しい人だったらなぁと勝手に期待してまして』
418: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:56:14.07 ID:PYziUX8s0
夕張『ところで緋色ちゃんの近くにいなくてもいいんですか?』
男『それは、ほら、これは艦娘としての訓練だからな。俺じゃなく鎮守府の仲間とやるってのが大事なんだ』
夕張『ふむ、それもそうですね』
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