412: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:52:12.67 ID:PYziUX8s0
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叢雲『集合時間五分前。流石ね』
緋色『えっへん』ドヤサ
鎮守府には港と呼ばれる艦娘達が帰投、出撃する為の設備がある。役割としては港だがそこは艦娘、実際の港とは異なる機能を持つ。
そんな港から工廠を挟んだ鎮守府内で海に面した箇所としては一番端にある場所。そこが集合地点だった。
叢雲『さて、おおまかな説明は予め聞いていると思うけれど改めて説明するわよ』
緋色『はい先生』ビシッ
叢雲『今日は教官よ』
緋色『はい教官』ビシッ
カラッと晴れた青空と並ぶ穏やかな海を背にして立つ叢雲とその前に敬礼をして立つ緋色。
身長にさほど差がないのですごく微笑ましく見える、とは口が裂けても言えない。
しかし叢雲の横にあるのはなんだ?布で覆われているがこれが今回使う艤装なのだろうか。
それにしては大きい。
叢雲『まず二人に紹介するわ。今回の協力者』
などと考えていると叢雲の言葉を合図に布がバッと飛んでいく。
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