416: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:55:01.97 ID:PYziUX8s0
叢雲『よしOK。行きましょ』
緋色『うん、じゃない。はい!』
叢雲に手を引かれて階段へ向かう。どうやらそのまま海まで伸びているらしい。
緋色は慣れない背中の艤装で少し歩きづらそうだ。
男『ああして艤装を背負うとちゃんと艦娘なんだと再認識できるな』
夕張『私達の半身みたいなものですからね、艤装は』
半身。その通りだろうな。
だから今の緋色は本来の半分以下の存在でしかないわけだ。
夕張『課長さんって艤装の事どれくらい分かります?』
男『姿形程度なら。さっきみたいな実際の機能や中身になるとサッパリだ』
夕張『あら、調査員というからてっきりお詳しいのかと』
男『詳しい所は部下に任せたりしてるからな。名前を探すだけなら見た目で十分だったし。少なくとも今までは』
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