410: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:50:59.46 ID:PYziUX8s0
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緋色『終わったぁ!』
叢雲『お疲れ様。課長呼んでくるわね』
緋色『いいわよそこまでしなくても。扉の方で声を出せば気づくわ』
叢雲『私もそろそろ戻るもの。ついでよついで』
緋色『ありがとう。ならお言葉に甘えるわ』
叢雲『あら、何リラックスしてるのよ』
緋色『へ?』
叢雲『試験時間はまだ15分あるわよね』
緋色『え゛知ってたの』
叢雲『見直しする事。基本よ』
緋色『はぁぃ…』
不満げに頬を膨らませるピンク玉。
いずれこの娘と並んで海に出る日も来るのだろう。そう思うと生まれたばかりの妹のようで、いっそう愛おしく思えた。
叢雲『頑張って』
ピンク玉の頭を撫でて部屋を出た。
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