【艦これ】神風「最初の一人」
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372: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:33:32.74 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『船が船として活動するのは人が乗っている時だけよ。今でこそ様々な役割があるけれど根本的に船は人を乗せ運ぶものなのよ』

男『つまり寝てる艦娘は人のいない船…』

空っぽの船。空洞で伽藍堂で、何も無い。
以下略 AAS



373: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:34:11.24 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『眠る事に違和感を覚えたことは無かったわ。そういうものだと理解していたから。司令官に言われて人間のように日毎に寝るようにしたところでそれは同じ。毎日メンテナンスをしている、くらいの感覚よ』

男『毎日眠るようにってのは最初から?』

叢雲『殆どそうね。一応マニュアルでは一週間毎にメンテナンスとなっているのだけれど、司令官がそんな私達を見て毎日寝ようって』
以下略 AAS



374: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:35:12.12 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『これでも初期艦だもの。そうやって毎日毎日寝てると意識を落とすのに随分慣れてね。ある日たまたま司令官が執務室のソファで昼寝をしている時、まああれよ。魔が差したの』

叢雲の視線がブレる。

俺ではなくどこか遠くを見ている。いつかの記憶を見つめている。
以下略 AAS



375: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:36:51.60 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『あの暖かさを失うのが怖くなったのよ』

さっきも言っていたな。

本当に眠るのが怖い、と。
以下略 AAS



376: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:38:05.86 ID:Lcr1vf/j0
男『ならやっぱり別に恥ずかしがらなくてもいいんじゃないか?』

叢雲『恥ずかしいわよ。だって私、自分の中にある過去よりも今の温もりを選んでしまっているんだもの』

男『難しいな、艦娘の考えは』
以下略 AAS



377: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:38:41.84 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『以上よ。質問はもう受け付けないわ』

男『ありがとう。恥を忍んで教えてくれて』

叢雲『わざわざ言わなくていいわよ。人間であるアナタ相手ならそこまでじゃないわ』
以下略 AAS



378: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:40:03.64 ID:Lcr1vf/j0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

叢雲『はぁ…』

話してしまった。
以下略 AAS



379: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:42:46.13 ID:Lcr1vf/j0
私は彼を信用している。そう言ってしまってもいいだろう。

でもそれとこれとは話が別。

私は秘書艦としてこの鎮守府を、司令官を守る義務がある。
以下略 AAS



380: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:46:58.85 ID:Lcr1vf/j0
e6がキツすぎるので友軍待ち

艦娘にはえ、そこ?みたいな所に物凄く意味を見いだして欲しいという話です。
船って結構音が響きますからね。
私が一番一緒に寝たいのは瑞鳳です。


381:名無しNIPPER[sage]
2020/08/03(月) 05:41:51.77 ID:Y+H2J/KDO
おつ
ホントに人間じゃないんだなあと
仮に性行為の概念を教えても理解出来ないんじゃなかろうか



382:名無しNIPPER[sage]
2020/08/03(月) 12:37:59.09 ID:oF9u5tTxO
おつ
意味まではわかっても意義は理解できなさそう

僕は那珂ちゃんさん!


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