高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「9月5日のその後に」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/05(木) 18:48:12.45 ID:w/xsIxLY0
「ってことで、藍子の言う"慣れる"為に何からすればいいか分からないけど……。まずはお礼から言ってみよっかなって。あーでもやっぱり照れくさいから藍子がいる時だけ! いや、藍子がいる時の方が照れくさくなるのかな……?」
「誰かに言いたくなったら、いつでも呼んでくださいね。すぐ駆けつけちゃいますからっ」
「ったく。相変わらず藍子は。……じ、じゃあさ」
「はいっ」
「そのー……。とりあえず帰って……お母さんとお父さんに、言ってみる。……隣にいてくれる?」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/05(木) 18:48:42.22 ID:w/xsIxLY0
せっかくの誕生日の夜ですから、加蓮ちゃんも、晩ご飯はお母さんやお父さんと一緒に食べた方がいいんじゃないかな?
……さっき、隣にいてほしい、って言われましたけれど、これ私お邪魔なんじゃ?

「……期待を持たせて突き放すんだ。へぇー?」

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/05(木) 18:49:12.73 ID:w/xsIxLY0
「……あー、と」

それから数分が経って。店員さんから小袋入りクッキーを受け取って、会計も済ませちゃってから。
ぽんっ、ぽんっ、と言葉を軽くしていた加蓮ちゃんが、急に立ち止まりました。

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/05(木) 18:50:20.18 ID:w/xsIxLY0
「……うんっ。覚悟決めた! 行こ、藍子」
「あ、はいっ。行きましょ、加蓮ちゃん♪」

店員さんに見送られ、カフェから出ます。途端に全身を包み込む、秋の始まりの涼しさ。
少し歩いた先の表通りに1台の車が止まっていて、開いた窓から加蓮ちゃんのお母さんが手を振っていました。
以下略 AAS



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