高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「9月5日のその後に」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/05(木) 18:48:12.45 ID:w/xsIxLY0
「ってことで、藍子の言う"慣れる"為に何からすればいいか分からないけど……。まずはお礼から言ってみよっかなって。あーでもやっぱり照れくさいから藍子がいる時だけ! いや、藍子がいる時の方が照れくさくなるのかな……?」
「誰かに言いたくなったら、いつでも呼んでくださいね。すぐ駆けつけちゃいますからっ」
「ったく。相変わらず藍子は。……じ、じゃあさ」
「はいっ」
「そのー……。とりあえず帰って……お母さんとお父さんに、言ってみる。……隣にいてくれる?」
「はいっ!」

午後7時を過ぎて、8時になった頃。夜なのに外は明るくて、なのに静かで、都会の光景と田舎の夜みたいな風景がミックスされた感じ。
すみませーん、という言葉が、私と加蓮ちゃんとで重なりました。私たちは見合って、ついおかしくなって、いっぱい笑いました。やってきた店員さんもつられて、ひかえめな笑顔を見せて……。
それから何か注文しようとしましたけれど、ちょっと考え直します。


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