174: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/24(月) 21:28:30.77 ID:cZJ7+2AW0
―――――――――――
ここまで。
もうプロットとか忘れてるぜ。
175:名無しNIPPER[sage]
2020/02/25(火) 04:54:48.46 ID:+rMyXzX8o
乙
176:名無しNIPPER[sage]
2020/02/25(火) 13:33:10.81 ID:hTLFgIDMo
蒔ってる次回
177: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:46:01.31 ID:OpIC7hvy0
ぎらぎらと照りつける苛烈な陽光。なんとか耐えつつ、私たちは冷房のいくぶんか効いた建屋へと、まるで流浪の民のような足取りで入っていく。
海沿いは普通潮風のために体感温度はすこぶる気持ちいいはずなのに、やはり関東のほうとは気候が違うからか、直射日光が痛みさえ伴っていた。変な形で日に焼けてはいまいかと、私はわかるはずもないのに、手で首の後ろを拭う。
178: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:46:39.05 ID:OpIC7hvy0
タオルで汗を拭う後藤田提督、そして私たちの前に、一組の男女が姿をあらわした。
「……」
179: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:47:47.80 ID:OpIC7hvy0
「……行くぞ」
「……はい」
180: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:48:52.15 ID:OpIC7hvy0
そして彼女の隣を歩く三神提督も、まるで意に介した様子を見せないのがまた恐ろしく在った。普通は一度身を清めさせるべきではないのか? 入渠させるべきではないのか? 後藤田提督が第一ボタンまで閉めているように。
深海棲艦の尽滅を誓う防衛省、その嚆矢となった二つの鎮首府である呉と佐世保。あまりにも住む世界が違うと感じてしまうのは、いや、もしかしたら、私の身の上が余りにも不幸すぎるだけかもしれないが。
そうであってくれと半ば願いながら周囲を伺うも、どうやら私はそこまでは不幸ではなかったらしい。
181: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:50:40.38 ID:OpIC7hvy0
「……杉崎だ。所属は呉」
「同じく、呉から来ました。筆頭秘書艦の加賀です」
182: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:54:18.52 ID:OpIC7hvy0
大丈夫、大丈夫。そう自分に言い聞かせる。
怒りはある。収まるどころか募るばかりだ。いまも私の胸の内で、煌々と、轟々と、天高らかに火の粉を巻き上げる篝火。だけれど、違う。目の前の彼ら彼女らは違う。
私は私と敵対する全てが敵だとは思わない。
183: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:56:48.77 ID:OpIC7hvy0
私たちの参加する作戦の概略はこうだ。台湾付近において敵集団の動きが活発になる兆候が見られたため、事実確認および緊急性が高いと判断した場合に先手を打ってこれを撃滅すること。
また、敵集団による九州沿岸、あるいは沖縄、パラオ、ないしトラックへ攻撃性の高い移動が認められた場合、即座に防御網を構築し、これを邀撃すること。
仮に緊急を要しない場合であったとしても、可能な限りに置いて敵集団の活性化の原因の調査、解明にあたり、今後の本土防衛の糧とすること。
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