182: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:54:18.52 ID:OpIC7hvy0
大丈夫、大丈夫。そう自分に言い聞かせる。
怒りはある。収まるどころか募るばかりだ。いまも私の胸の内で、煌々と、轟々と、天高らかに火の粉を巻き上げる篝火。だけれど、違う。目の前の彼ら彼女らは違う。
私は私と敵対する全てが敵だとは思わない。
戦いの次元は最早そんなところには存在しないのだ。
「これで今回の作戦の首脳が勢ぞろいしたことになりますね。ぼくはこの佐世保を預からせてもらっている三神と申します。で、この子は筆頭秘書艦の夕立です。ほら、夕立」
「よろしくね! みんなで頑張って、この作戦を成功に導くっぽい!」
まばらな拍手。打っているのは三神と後藤田の二人を除けば、霧島、青葉、ポーラ、大鷹だけ。
そうして簡単なブリーフィングを挟んだのちに解散となった。内容としては予習してきたものと大して相違なかったが、どうやら状況は私が考えていたよりも逼迫してはいないらしかった。
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