177: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/25(火) 23:46:01.31 ID:OpIC7hvy0
ぎらぎらと照りつける苛烈な陽光。なんとか耐えつつ、私たちは冷房のいくぶんか効いた建屋へと、まるで流浪の民のような足取りで入っていく。
海沿いは普通潮風のために体感温度はすこぶる気持ちいいはずなのに、やはり関東のほうとは気候が違うからか、直射日光が痛みさえ伴っていた。変な形で日に焼けてはいまいかと、私はわかるはずもないのに、手で首の後ろを拭う。
後藤田提督は半袖でこそあったけれど、ぴしりと第一ボタンまでとめていた。金色の階級章がきらきらちかちか、光を反射して輝いている。海帽はひさしの部分が黒い。熱を吸収して熱くならないのだろうか、と思った。
艦娘はその身に神を降ろし宿している。所謂「神様の加護」というやつで、並大抵の環境変化などはへいちゃらなはずなのだが、さすがに紫外線にまで無敵とはいかないようである。
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