155: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:19:04.27 ID:5AFgp54J0
「来たばっかりのころ、わぁ、もう、ずーっと、こう、こうだったんですからぁ」
眉を吊り上げてみせる。寡黙なしかめっ面。
156: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:20:43.01 ID:5AFgp54J0
「?」
ついに空になったボトルの底を天へと向け、数滴、舌の上へと落とす。
157: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:21:52.17 ID:5AFgp54J0
「だいじょーぶ、ですよぅ」
「……人の心を読まないでくれる?」
158: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/19(水) 21:22:41.98 ID:5AFgp54J0
―――――――――――――――
ここまで。リハビリ
頑張らなくても書けるようになりました(なります)
159:名無しNIPPER[sage]
2020/02/19(水) 23:24:12.63 ID:GhjYyNvy0
更新嬉しい
待つぞ次回
160:名無しNIPPER[sage]
2020/02/19(水) 23:36:09.49 ID:5dL7xoVoo
舞ってる次回
161:名無しNIPPER[sage]
2020/02/19(水) 23:48:55.85 ID:9aQaBcf6O
ヒャッハー更新に感謝、次をじっくり待つぞ
162:名無しNIPPER[sage]
2020/02/20(木) 08:54:06.84 ID:8yqurxRgo
乙乙
めちゃくちゃ待ってたから更新されて凄く嬉しい
163: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/24(月) 21:19:50.82 ID:cZJ7+2AW0
波を切り、風を切って、船は悠々と進んでいた。私は甲板で行き先を見ている。何もない海原を。
平和な海だった。水平線の上に僅かな積雲が積み重なっているばかりで、空は遠近法によってその青さをどんどん薄めていく。
それは喜ばしいことだった。そのはずだった。医者や警察は暇であればあるほどいい。兵士もまた然り。だから、私がこうして甲板でのんびりしていられるということは、世の中が平和な証左でもある。
164: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/24(月) 21:20:19.05 ID:cZJ7+2AW0
「どうしましたか? 誰かお探しで?」
活字から視線を逸らして不知火。私は小さく頭を振った。
165: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/24(月) 21:20:44.66 ID:cZJ7+2AW0
「そうですか。本ならいくらか貸せますが」
「大丈夫、気持ちだけありがたく受け取っておくわ」
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