45:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:05:54.74 ID:zGd7GyPb0
「んん…。ふぁーーーあ。少し寝たらスッキリしたな…ってどうしたのり子?顔が真っ赤だぞ。」
「い いや、ちがうよ!これは夕焼けのせいでそう見えるだけだよ!」
46:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:07:25.06 ID:zGd7GyPb0
「俺は、のり子の顔を毎日見ているようにみえて、
実はのり子のことを全然知らなかったことに気づいた。
今日だけで、俺の知らなかったのり子をたくさん知るとこができた。
だから、今日は誘ってくれてありがとうな。」
47:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:09:53.74 ID:zGd7GyPb0
「ああ!こんな素敵な休暇をプレゼントしてくれたのり子に、たくさんありがとうって言いたいんだ。」
48:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:12:40.47 ID:zGd7GyPb0
ーーそれからーー
デートの成功を報告するために裏通りのお姉さんがいた場所に何度も行ってみたけれど、
49:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:15:05.53 ID:zGd7GyPb0
ある日、Pから新しい仕事の依頼がきた。
「え?アタシに作詞をしてほしいって?」
50:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:15:50.08 ID:zGd7GyPb0
「大丈夫だ!バイク乗りののり子しか書けない、のり子らしい曲に絶対出来る。
そう信じてる。引き受けてくれないか?」
51:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:16:59.07 ID:zGd7GyPb0
「あっ!!!それ、アタシがエクステつけたときの!撮ってたの!?」
「今のケータイカメラはすごいなぁ。連射機能がついてて……」
52:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:18:21.46 ID:zGd7GyPb0
……アタシも、最近考える。
アタシらしさって、自分が一番わかってたはずなのに、あのデートからわからなくなった。
53:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:19:05.61 ID:zGd7GyPb0
「……P!ちょっとアタシとバイク乗らない!?」
54:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:22:23.36 ID:zGd7GyPb0
「…俺が一緒に乗って、のり子の手助けになるなら…!」
「…っ! 決まり!ヘルメットとってくるね!」
55:伊丹 [sage]
2019/06/17(月) 00:27:34.04 ID:zGd7GyPb0
「だから、ちゃんとアタシを支えててよね!! P!!」
「わ、わかった!ちゃんと支えてるからな!のり子っ!」
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