美也「志保ちゃん、一緒に頑張りましょうね〜」
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36:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:01:38.17 ID:AEVT7W6Z0
美也「はい〜。とってもすごかったです〜。
  美希さん、私の代わりにステージに立ってくれて、ありがとうございました〜」

美希「あはっ、どういたしましてなの! でも残念だったねー。
  美也も結構頑張ってたんでしょ? 怪我、早く治るといいね」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:02:41.08 ID:AEVT7W6Z0
美也さんは、私が初めに抱いていた印象よりも一生懸命な人なのだと、今ではそう思う。
そんな人が怪我でステージに立てなかったのは、今になって私も少し残念だったように感じる。
でも仕方がない。
怪我をしたのは美也さんの不注意なのだから。
それに、ステージに立てなかったことを彼女もそこまで気にしていないようだし、
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:07:36.33 ID:AEVT7W6Z0
美也さんは、私が初めに抱いていた印象よりも一生懸命な人なのだと、今ではそう思う。
そんな人が怪我でステージに立てなかったのは、今になって私も少し残念だったように感じる。
でも仕方がない。
怪我をしたのは美也さんの不注意なのだから。
それに、ステージに立てなかったことを彼女もそこまで気にしていないようだし、
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:09:29.07 ID:AEVT7W6Z0



それから何日かが経った。
公演を終えて慌ただしい毎日も終わり、もうすっかり元の日常が戻っていた。
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:10:46.63 ID:AEVT7W6Z0
その日も私は弟を迎えに行って、そのまま帰宅した。
けど、夕飯を食べて学校の宿題をしようと鞄を開いたときに、
劇場に宿題のプリントを忘れたことに気が付いた。

私はすぐにプロデューサーさんに連絡して劇場がまだ閉まってないことを確認し、
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:11:38.45 ID:AEVT7W6Z0
それは聞きなれた音……音楽だった。
あの公演で、私がステージで踊った曲だった。
その曲は、レッスンルームから聞こえてきているようだった。

でもどうして?
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:12:34.01 ID:AEVT7W6Z0
そこには私の知らない人が居た。
一瞬、本当にそう思った。

それは美也さんだった。
けど私は、あんな美也さんを見たことがなかった。
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:14:05.36 ID:AEVT7W6Z0
ちょうど曲が鳴りやんだ。
最後のポーズのまま静止していた美也さんは、そこでようやく、鏡に映った私に気が付いたようだった。

美也「おや〜? 志保ちゃん、どうかしましたか〜? もしかして、忘れ物でしょうか〜」

以下略 AAS



44:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:15:10.06 ID:AEVT7W6Z0
美也さんはいつもの、おっとりとした笑顔で答える。
当たり前のことを当たり前に答えるように。
けどそのことが、寧ろ私の困惑を加速させた。

志保「その曲、もう終わった公演の曲ですよね……?
以下略 AAS



45:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:18:52.79 ID:AEVT7W6Z0
美也「ですから、足が治ってから、また朝の練習と夜の練習を始めたんです〜。
  おかげで、どんどん上手に踊れるようになってますよ〜。むふふ♪」

志保「……『また』、って……。それじゃあ、捻挫する前も……」

以下略 AAS



46:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:20:36.37 ID:AEVT7W6Z0
美也「それはもちろん、歴史の教科書に載るアイドルになるため、ですよ〜」

志保「……!」

美也「国宝級アイドルになるためには、1に努力、2に努力。
以下略 AAS



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