美也「志保ちゃん、一緒に頑張りましょうね〜」
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41:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:11:38.45 ID:AEVT7W6Z0
それは聞きなれた音……音楽だった。
あの公演で、私がステージで踊った曲だった。
その曲は、レッスンルームから聞こえてきているようだった。

でもどうして?
誰かが練習している……?
けど、あの曲を使った公演がもう一度あるなんて、少なくとも私は聞いてない。
一体誰が、何の目的で……。

私はこの時にはすっかり本来の目的を忘れ、まるで吸い寄せられるように、
音楽の流れくる方へと向かって行った。
それはやっぱりレッスンルームから聞こえていた。
明かりが付いている。

私は扉に近付いて、ガラス窓から中を覗き……。
その瞬間、思わず息を呑んだ。



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