44:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:15:10.06 ID:AEVT7W6Z0
美也さんはいつもの、おっとりとした笑顔で答える。
当たり前のことを当たり前に答えるように。
けどそのことが、寧ろ私の困惑を加速させた。
志保「その曲、もう終わった公演の曲ですよね……?
なのに、どうしてそんなに……そんなに、必死に練習しているんですか……?
わざわざ居残り練習までして、どうして……。
練習なんかしたって、次にその曲を踊る機会なんて、いつ来るかも分からないのに……」
美也「次に踊る機会……。お〜、確かにそうですな〜。それは考えなかったです〜」
志保「え……?」
美也「でも、踊れるようになりたいと思いましたから〜。
美希さんと志保ちゃんは、とてもかっこよく踊っていましたからね〜。
私も頑張らないと〜、って、思ったんですよ〜」
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