43:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:14:05.36 ID:AEVT7W6Z0
ちょうど曲が鳴りやんだ。
最後のポーズのまま静止していた美也さんは、そこでようやく、鏡に映った私に気が付いたようだった。
美也「おや〜? 志保ちゃん、どうかしましたか〜? もしかして、忘れ物でしょうか〜」
そう言って振り返った美也さんは、私の知っている美也さんだった。
けど私の瞳には、さっきの美也さんの姿が残り続けている。
私は美也さんの質問に答えることなく、ただ質問を返した。
志保「……何を、していたんですか……?」
美也「私ですか〜? 私は、居残り練習をしていましたよ〜」
志保「それは分かります……。でも、その曲は……」
美也「はい〜。私たちが練習していた曲です〜」
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