46:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:20:36.37 ID:AEVT7W6Z0
美也「それはもちろん、歴史の教科書に載るアイドルになるため、ですよ〜」
志保「……!」
美也「国宝級アイドルになるためには、1に努力、2に努力。
3も4もぜ〜んぶ努力、ですからね〜。むんっ」
美也さんは気合を入れるような動きと表情で、そう言った。
とぼけたような、どこか抜けているような、そんな言い方で。
でももう分かった。
はっきりと確信した。
この人は……本気なんだ。
本気で、歴史の教科書に載るアイドルになろうとしているんだ。
生半可な気持ちの人が、もう終わった公演の曲を、あんな表情で練習するはずがない。
あの公演……きっと、本当に悔しかったんだ。
ただそう見えなかっただけで、本当は、心の底から……。
穏やかな雰囲気からはとても想像できないほどの熱意を持って、
そのためにものすごい量の努力を、美也さんは……。
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