美也「志保ちゃん、一緒に頑張りましょうね〜」
1- 20
33:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:58:37.84 ID:AEVT7W6Z0



美也「……」

以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:59:39.17 ID:AEVT7W6Z0



志保「はあ、はあ、はあ……」

以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:00:28.16 ID:AEVT7W6Z0
志保「……」

呼吸を整えながら、まだ少し茹だったような頭で美希さんとプロデューサーさんのやり取りを眺める。
私のパフォーマンスのレベルが美希さんに大きく劣っていたとは決して思わない。
けど、やっぱり美希さんの方が私と比べてずっと余裕があるみたいだ……。
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:01:38.17 ID:AEVT7W6Z0
美也「はい〜。とってもすごかったです〜。
  美希さん、私の代わりにステージに立ってくれて、ありがとうございました〜」

美希「あはっ、どういたしましてなの! でも残念だったねー。
  美也も結構頑張ってたんでしょ? 怪我、早く治るといいね」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:02:41.08 ID:AEVT7W6Z0
美也さんは、私が初めに抱いていた印象よりも一生懸命な人なのだと、今ではそう思う。
そんな人が怪我でステージに立てなかったのは、今になって私も少し残念だったように感じる。
でも仕方がない。
怪我をしたのは美也さんの不注意なのだから。
それに、ステージに立てなかったことを彼女もそこまで気にしていないようだし、
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:07:36.33 ID:AEVT7W6Z0
美也さんは、私が初めに抱いていた印象よりも一生懸命な人なのだと、今ではそう思う。
そんな人が怪我でステージに立てなかったのは、今になって私も少し残念だったように感じる。
でも仕方がない。
怪我をしたのは美也さんの不注意なのだから。
それに、ステージに立てなかったことを彼女もそこまで気にしていないようだし、
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:09:29.07 ID:AEVT7W6Z0



それから何日かが経った。
公演を終えて慌ただしい毎日も終わり、もうすっかり元の日常が戻っていた。
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:10:46.63 ID:AEVT7W6Z0
その日も私は弟を迎えに行って、そのまま帰宅した。
けど、夕飯を食べて学校の宿題をしようと鞄を開いたときに、
劇場に宿題のプリントを忘れたことに気が付いた。

私はすぐにプロデューサーさんに連絡して劇場がまだ閉まってないことを確認し、
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:11:38.45 ID:AEVT7W6Z0
それは聞きなれた音……音楽だった。
あの公演で、私がステージで踊った曲だった。
その曲は、レッスンルームから聞こえてきているようだった。

でもどうして?
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:12:34.01 ID:AEVT7W6Z0
そこには私の知らない人が居た。
一瞬、本当にそう思った。

それは美也さんだった。
けど私は、あんな美也さんを見たことがなかった。
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:14:05.36 ID:AEVT7W6Z0
ちょうど曲が鳴りやんだ。
最後のポーズのまま静止していた美也さんは、そこでようやく、鏡に映った私に気が付いたようだった。

美也「おや〜? 志保ちゃん、どうかしましたか〜? もしかして、忘れ物でしょうか〜」

以下略 AAS



52Res/37.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice