35:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 21:00:28.16 ID:AEVT7W6Z0
志保「……」
呼吸を整えながら、まだ少し茹だったような頭で美希さんとプロデューサーさんのやり取りを眺める。
私のパフォーマンスのレベルが美希さんに大きく劣っていたとは決して思わない。
けど、やっぱり美希さんの方が私と比べてずっと余裕があるみたいだ……。
と、そんなことを考えていると、美希さんはふっとプロデューサーさんから視線を外した。
その先に居たのは……美也さんだった。
美希「美也も見てくれてたんだね。ミキ達のステージ、どうだった?」
志保「……!」
あまりになんでもないことのように、美希さんは笑ってそう聞いた。
プロデューサーさんもこれには驚いたみたいだった。
私は美也さんの顔を見る。
美也さんは、意表を突かれたように少しだけ目を丸くしていた。
けどすぐにまた、いつもの笑顔を浮かべて言った。
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