曜「たとえみんなが望むとしても」
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228: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:46:27.13 ID:xnInN/pyO
梨子「そういえば、昨日鞠莉ちゃんのお母さんからこんなメールが届いたんだけど」

梨子ちゃんが胸ポケットからスマホを取り出し、千歌ちゃんへ何かを見せた

千歌「えーっと『小原グループはIPS細胞を用いて、メスのマウス同士で子どもを作るのに成功した』って?」
以下略 AAS



229: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:47:01.40 ID:xnInN/pyO
梨子「それで? って……わからないの? 何が言いたいのか」

千歌「うん、わからな……あっ//」

梨子「気付いたみたいね♡」
以下略 AAS



230: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:47:44.30 ID:xnInN/pyO
改めて生徒会室の前まで到着した私は、コンコンとドアをノックした

曜「失礼します」

月「おっ、彼女がお迎えだよ。ルビィちゃん」
以下略 AAS



231: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:48:18.02 ID:xnInN/pyO

並んで廊下を歩く私とルビィちゃんは、周囲からはどう見られているのかな?

「お似合いのカップルだ」って認めるられるには、まだまだ時間がかかるかな?

以下略 AAS



232: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:49:00.02 ID:xnInN/pyO
曜「それから、ルビィちゃんは無理してダイヤちゃんのようになろうとしなくてもいいんじゃないかな?」

ルビィ「どうしてです?」

曜「ルビィちゃんはルビィちゃんなんだから。何でも1人でこなせるのが一番だろうけど、誰かへ頼ることができるのも時には大切だから」
以下略 AAS



233: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:49:37.39 ID:xnInN/pyO
曜「でもルビィちゃんが生徒会へ入るなら、次期部長は善子ちゃんに任せることになるかな?」

ルビィ「……そう、なりますよね? 兼任できないので」

曜「やっぱりルビィちゃんから見ても不安?」
以下略 AAS



234: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:50:16.54 ID:xnInN/pyO

ルビィ「入部希望者も3人ほどいるんで、1週間の体験入部をしてもらってから、続けていけそうか本人確認していこう。そう考えているんです」

曜「ルビィちゃんや花丸ちゃんの時と同じだね?」

以下略 AAS



235: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:50:52.90 ID:xnInN/pyO
ルビィ「曜さんは体育大学へ行くつもりなんですよね? スポーツ推薦で」

曜「うん。高飛び込みでも一番になりたいからね」

ルビィ「ずっと続けてきたからですか?」
以下略 AAS



236: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:51:33.64 ID:xnInN/pyO
ルビィちゃんが私の両肩を掴み、エメラルド色の瞳で私の瞳を覗き込みながらこう宣言した

ルビィ「とにかく、1人で立っていられないと感じたら、いつでも頼ってくださいね。わたしが支えてあげますから♡」

曜「やだこのイケメンルビィちゃん// 惚れ直しちゃいそう♡」
以下略 AAS



237: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:52:18.51 ID:xnInN/pyO
【それから1X年後の春】

私は今年の夏に開催されるオリンピックへ向けて、イタリアで高飛び込みの強化合宿へ参加していた

ここシチリアは小原グループとイタリア政府のマフィア掃討作戦の結果ゆえか、市街地を歩いていても妙な輩に絡まれることもなく平和な土地だ
以下略 AAS



238: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:53:00.76 ID:xnInN/pyO
オレンジ色の夕日に照らされたシチリアの街を、ルビィちゃんが運転するレンタカーが駆け抜けてゆく

ルビィ「ところで曜ちゃん、いい知らせと悪い知らせがあるんですけど」

曜「なんかアクション映画でよくあるヤツだね。じゃあ、悪い知らせから」
以下略 AAS



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