曜「たとえみんなが望むとしても」
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231: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:48:18.02 ID:xnInN/pyO

並んで廊下を歩く私とルビィちゃんは、周囲からはどう見られているのかな?

「お似合いのカップルだ」って認めるられるには、まだまだ時間がかかるかな?

ルビィ「東京のイベント、申請は通りましたよ」

曜「了解。特に心配はしてなかったけどね、月ちゃんだし」

ルビィ「それはそれとして……曜さん」

曜「どうしたの? かしこまって」

ルビィ「ルビィ……じゃなくてわたし、生徒会の副会長へ立候補しようと思ってるんです」

曜「そっか。やっぱりダイヤちゃんへ少しでも近付きたいから?」

生徒会長とスクールアイドル活動を両立出来ていた姉の存在は、ルビィちゃんにとっていつまでも追い続けたい目標なのだろう

たとえ当人から「もう1人で何でも出来るのですわ」と成長したのを認められたとしても、だ

ルビィ「うんっ。それに事務仕事を覚えておけば、将来のためにもなるし」

曜「将来のため、ねぇ……具体的には?」

ルビィ「うーん、まだそこまでは。ただ、やれるようになって損はないんで」

曜「だね。ルビィちゃんはまだ2年生だし、ゆっくり考えればいいよ」

ルビィ「うん、そうします」


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