曜「たとえみんなが望むとしても」
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117: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:18:29.62 ID:xnInN/pyO
ひとしきり泣いた後、ルビィちゃんが行方を眩ましていた理由を話してくれた

ルビィ「ルビィのせいなんです。花丸ちゃんが襲われて……『忘却の書』が盗まれたのは」

善子「ルビィ……アンタ、自分が何やらかしたのかわかってんの!」
以下略 AAS



118: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:19:27.72 ID:xnInN/pyO
するとルビィちゃんは、ぽつりぽつりと何があったかを語り始めた

ルビィ「……脅されて、いたんです」

千歌「誰に?」
以下略 AAS



119: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:20:18.83 ID:xnInN/pyO
ルビィ「信じられない、ですよね?」

千歌「ま、まあ」

ルビィ「ルビィだって信じたくないです。でも……コレを見てください」
以下略 AAS



120: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:21:11.25 ID:xnInN/pyO
ルビィ「反対したんですよっ! 『どうしてっ!? スクールアイドルは凄いって認めてくれたんじゃなかったんですか?』って」

梨子「そうよね。イタリアの時のやSaint Snowとのライブを観て、あんなに感動してたのに」

それらを撮影した後で「僕達だけしか知らないなんてもったいない」と動画をネット上に公開し、静真高校のみんなと共に路上ライブの準備から本番の手伝いまでしてくれたというのに
以下略 AAS



121: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:22:05.89 ID:xnInN/pyO
千歌「で、ルビィちゃんが花丸ちゃんを殴りつけたの?」

ルビィ「ううん……ルビィがやったのは、お寺の結界を作る像を2体動かしただけで」

彼女が再びスマホから、とあるメモを撮った画像を見せる
以下略 AAS



122: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:22:58.29 ID:xnInN/pyO
曜「私も信じるよ、ルビィちゃんのこと」

千歌「もちろんわたしもだよ」

善子「私も。っていうか、ルビィが自分からここまで壮大な計画を練るなんてあり得ないし」
以下略 AAS



123: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:23:51.14 ID:xnInN/pyO
ルビィ「『誰かへ話さなくちゃ』って思ったけど、警察のお世話になったらaqoursのみんなやお姉ちゃんの迷惑になるから……隙をみてお寺から出て、会長のお家へ向かったんです」

千歌「月ちゃんへ報告するため?」

ルビィ「い、一応。そしたらお母さんから『朝から生徒会の仕事があるから学校へ行ってる』って教えられて」
以下略 AAS



124: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:24:45.44 ID:xnInN/pyO
ルビィ「それで会長からメモリーカードを手渡されて『バックアップは取ってないよ。信じてほしい』って」

曜「なるほど、それで月ちゃんとの取り引きはおしまいって訳だね」

彼女の言葉に嘘はない、と私は信じている
以下略 AAS



125: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:25:36.83 ID:xnInN/pyO
さて、問題はこれからどう動くかだ

曜「月ちゃんとみのりちゃんが首謀者で、もしかしたら生徒会全員が協力している可能性もあるってことだね」

善子「だとしたら厄介ね。ところで『忘却の書』を盗んだ理由は聞いてるの?」
以下略 AAS



126: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 05:26:31.85 ID:xnInN/pyO

曜「ルビィちゃんの記憶を消さなかったから」

善子「あっ、なるほど。普通なら『貴様はもう用済みだ。消えろ!』ってなるものね」

以下略 AAS



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