男「この俺に全ての幼女刀を保護しろと」
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355:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:11:19.56 ID:jJ6/ECAP0
………………………

「くず餅です。ではごゆっくり」

乱怒攻流「黒蜜とかないわけ?」
以下略 AAS



356:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:11:50.85 ID:jJ6/ECAP0

紺之介(フミは上手くやっているか? そのまま児子炉のことについても聞いてくれれば楽なんだが)

紺之介は刃踏に対して絶大な信頼を置いていた。理由は言わずもがなの唯一無二の完敗にあり。
彼はあの慈愛に呑まれ安らがぬ相手は獣くらいではないかとすら考えていた。
以下略 AAS



357:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:12:35.36 ID:jJ6/ECAP0
奴「う゛〜」

袖口が下に引かれたので顔合わせてみればそこにあったのは眉を下げしべそかきの奴。彼女の手は内股にあり。

紺之介「あぁ」
以下略 AAS



358:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:13:10.69 ID:jJ6/ECAP0
乱怒攻流「……何があったか知んないけどさ、いつまでぶすっとしてんのよ」

愛栗子「知らぬな」

愛栗子は乱怒攻流の竹串を持つ手を払いのけると扇子を開いてそっぽを向いた。開かれた扇子は彼女の頬をすら覆いて蓋のようにそこにあり。
以下略 AAS



359:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:14:07.54 ID:jJ6/ECAP0

乱怒攻流「そこまで露骨に拗ねられると流石に分かるわよ。なんであんたがあんな刀馬鹿のこと気に入ってるのかは未だによくわかんないんだけどだけどさ〜?」

愛栗子そっと扇子を下に傾ける。

以下略 AAS



360:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:14:44.21 ID:jJ6/ECAP0
愛栗子「まあ、ぬしにも大人の恋路というやつが分かってきたようじゃし少しくらい聞かせてやるとするかの」

乱怒攻流「なによそれ。まあいいわ……で、何」

「聞かせる」と言ったもののまだ若干の勿体ぶりをにおわせる愛栗子。
以下略 AAS



361:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:15:29.27 ID:jJ6/ECAP0
愛栗子「無論、あやつの強さや芯の太さに惹かれておるところはある。しかしの……」

愛栗子「『運命の糸』と言われたらぬしは信じるかの? 瞳にその者の姿をとめた瞬間から、己はそれを愛するさだめと想うことじゃ」

乱怒攻流「何よそれ、結局一目惚れってこと?」
以下略 AAS



362:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:16:20.55 ID:jJ6/ECAP0

愛栗子「この衝撃は、あのおのこを見たとき以来じゃった。今やどうなったかも分からぬ……あの愛しきれなかったおのこと同じ。『これを愛す故に我魂此処に在り』と」

その愛栗子の真剣な呟きを耳に入れ乱怒攻流やっと目を見開かせる。

以下略 AAS



363:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:17:11.68 ID:jJ6/ECAP0
紺之介「世話になった。代はここに置いておく」

紺之介が奴の手を引いて暖簾に腕押しながら二人に呼びかけた。

紺之介「お前ら、食ったなら行くぞ」
以下略 AAS



364:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:17:47.95 ID:jJ6/ECAP0


……………………


以下略 AAS



365:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:18:43.51 ID:jJ6/ECAP0
奴の駆け出した後から他三人も刃踏と落ち合う。

紺之介「須小丸は」

刃踏「はい。須小丸さんならもう落ち着いてますよ」
以下略 AAS



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