358:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 19:13:10.69 ID:jJ6/ECAP0
乱怒攻流「……何があったか知んないけどさ、いつまでぶすっとしてんのよ」
愛栗子「知らぬな」
愛栗子は乱怒攻流の竹串を持つ手を払いのけると扇子を開いてそっぽを向いた。開かれた扇子は彼女の頬をすら覆いて蓋のようにそこにあり。
乱怒攻流は諦めた様子で串先を彼女の頬から紺之介が残したくず餅へと変えた。
乱怒攻流「あいつがちょっと刃踏贔屓にしてるのは分かってるけどさ、あれは多分負け意地でしょ」
愛栗子「……なんじゃ、分かっておるではないか」
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