少女は死ぬまで生きるようです
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1:はみがき
2019/02/10(日) 11:36:04.96 ID:eA0evHgOO
ど新人です。死にたくても[ピーーー]ない女の子と、優しい死神の死への旅路のお話です。
よろしくお願いします

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2:はみがき
2019/02/10(日) 11:38:22.32 ID:eA0evHgOO
失敗した。

ロープをほどきながらいつものように唇を噛みしめる。もう何度目だろう。死にたくないと叫ぶのは理性なのか本能なのか。それがわかったらきっと、ここではない何処かへ征ける気がした。

眠れない夜を誠実に過ごす事に耐えきれなくなった私は、アコースティック・ギターを背負って外に出た。肌に纏わり付く湿気に季節の移ろいを感じ、それとほぼ同時に、命が抱える底無しの虚しさに襲われる。
以下略 AAS



3:はみがき
2019/02/10(日) 11:39:15.51 ID:eA0evHgOO
サーチライトに撫でられるまで2話

細波が無骨な防波堤に打ちつけられて、ちゃぷんと音を立てる。月は相変わらず飽きっぽい表情で、私の遥か空を照らしていた。


以下略 AAS



4:はみがき
2019/02/10(日) 11:39:57.79 ID:eA0evHgOO
『サーチライトに撫でられるまで』3話

「生きなきゃいけないって……具体的には?」

「…んー……生きることを楽しめ、って感じかな」
以下略 AAS



5:はみがき
2019/02/10(日) 11:41:00.74 ID:eA0evHgOO
『サーチライトに撫でられるまで』第4話

途中、コンビニに寄った。百夜は自身をも透明化できるらしく、黒装束の女性を連れて入店しても何ら怪しまれることはなかった。

近くの公園のベンチに座る。まだ早朝だ。スズメのさえずり以外は何も聞こえない、閑静な住宅街の朝だ。
以下略 AAS



6:はみがき
2019/02/10(日) 11:41:42.97 ID:eA0evHgOO
さて……次はどこへ向かおうか?

そう考えていた矢先。

「おい、No.1254、そこでなにしてる」
以下略 AAS



7:はみがき
2019/02/10(日) 11:42:42.62 ID:eA0evHgOO
『サーチライトに撫でられるまで』第6話

「ねぇ、百夜」

「んー?」
以下略 AAS



8:はみがき
2019/02/10(日) 11:45:06.70 ID:eA0evHgOO
『サーチライトに撫でられるまで』第7話


時計台にたどり着く。百夜は少し歩き疲れたのか、どっかりとベンチに腰掛けた。私もその隣に腰を下ろす。

以下略 AAS



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