【艦これSS】不器用を、あなたに。
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459: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:10:19.03 ID:Xg6j+0MOO
だいぶ時間が経ってしまいました
投下します


460: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:12:54.77 ID:Xg6j+0MOO
−−−

12月15日 7:00 執務室


以下略 AAS



461: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:14:05.29 ID:Xg6j+0MOO
山城「...はぁ?...提督の方こそ脳が起きてないんじゃないですか?」

目の前の男から発せられた決して起こり得ない話に対し、山城は呆れたような口調で返す。

提督「私はしっかり起きてるさ」
以下略 AAS



462: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:15:03.67 ID:Xg6j+0MOO
山城「今更ね...。まずは詳しい話より先に、私との約束は覚えてるのかしら?」

提督「「今後、私と時雨たちとの関係について何も口出しするな」だろ?」

山城「分かってるじゃない...そういうわけだから変な介入は要らないわ」
以下略 AAS



463: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:16:38.02 ID:Xg6j+0MOO
提督「いや、勘違いしないでくれ。今更君を責めるつもりはないんだ」

提督「そもそも山城がこうなったのは、私が最悪のケースまで仄めかして焦らせてしまったからだ」

山城「そんなことはないわ。私もその通りだと危惧してたことだもの」
以下略 AAS



464: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:17:32.98 ID:Xg6j+0MOO
提督「山城が暴言を吐いた時すぐにとはいかなかったが...少し落ち着いて2、3日前からの君を思い出してみたらな、そんなことくらい簡単に気づいたさ」

提督「...そして当然、君があの件のためにそうしているんだろうともな」

少し息を整えてこちらを見つめながら彼は言った。
以下略 AAS



465: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:20:31.49 ID:Xg6j+0MOO
提督「さすがにそこまで徹底されると...罪悪感もあったし、もう触れてはいけない事なんだと思うようにしたよ」

提督には詳しくは話さないでおいた領域に踏み込まれ、山城は少し警戒をする。


以下略 AAS



466: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:22:18.51 ID:Xg6j+0MOO
だから一部の艦娘達には黙認させることが出来たし、というよりその自信があったから事情を打ち明けたのだ。

・・・だがそれは自分と立場が同じ艦娘が相手だから可能であったのだ。
そして付け加えれば、弱みにつけ込めたからという点もある。

以下略 AAS



467: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:24:20.21 ID:Xg6j+0MOO
・・・それでも、それがこれから起こす自身の行動を正当化しうるとは、自分ですら到底思えなかった。
何せ古鷹にすら事前に伝えることはとても出来なかった程だ。
提督ともなれば尚更である。

そして何より・・・提督は“実感”できない組なのだ。
以下略 AAS



468: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:25:43.42 ID:Xg6j+0MOO
こうして山城は、提督にはついに事情を話すことはしなかった。

ただ、それでもやはり追及を受ける事は覚悟していた。
何と言っても彼は、事情の最もコアな部分について知っている。
すぐに何かしらを察するとは思っていた。
以下略 AAS



469: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/04/07(日) 13:28:04.84 ID:Xg6j+0MOO
提督「...ちょっと話が脱線してしまったな。とにかく、それで私はついに山城の計画については知れなかったが...」

提督「ただ一つだけ、山城はおそらく焦りを覚えたから、それまでと真逆のアプローチに走ったんだとは確信している。違うか?」

山城「...好きに解釈すればいいわ」
以下略 AAS



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