【艦これSS】不器用を、あなたに。
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362: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:51:24.87 ID:LY9D/QEiO
到着した強力な救援部隊は圧巻の航空攻撃であっという間に敵を殲滅した。

こうして今度こそ無事に帰還の途につくことになり、瑞鶴は蒼龍に曳航されることになった。
その間に瑞鶴は蒼龍に詳細な戦闘経過を話した。

以下略 AAS



363: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:52:19.34 ID:LY9D/QEiO
瑞鶴「そんなことは...!たしかに少し気が緩んでたのは認めますけど...」

蒼龍「そうだよね...」

蒼龍は顔を曇らせる。
以下略 AAS



364: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:53:05.28 ID:LY9D/QEiO
蒼龍「実はみんなも加賀さんが編成に入るもんだと確信してたんだけど...本人が断ってね...」

瑞鶴「えっ...?」

予想通りの瑞鶴の反応に蒼龍は心苦しそうな顔をする。
以下略 AAS



365: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:54:23.28 ID:LY9D/QEiO
蒼龍「最初の放送で一航戦の2人、金剛さんと霧島さん、川内型が呼ばれて」

蒼龍「しばらくしてから今ここに居るメンバーの残りが出撃ドックに来るよう呼ばれたの」

蒼龍「それで私達がドック着いたらそのまま出撃だったんだけど、そこで私と飛龍は加賀さんから烈風を貰ったの」
以下略 AAS



366: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:56:03.83 ID:LY9D/QEiO
瑞鶴「そしたら...何て...?」

蒼龍「...私は行くつもりはない。日頃の注意に反抗してばっかなのだから私の助けなんて要らないでしょう、って言ったの...」

それを聞いた瑞鶴は大きなショックを受けた。
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367: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 02:58:31.69 ID:LY9D/QEiO
加賀がしたこと・・・
それは窮地を知っていたうえでの救援拒否でしかない。

要するに加賀の言い分は、気に食わないから瑞鶴は見殺しにする、ということになるのではないか?

以下略 AAS



368: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 03:01:15.35 ID:LY9D/QEiO
瑞鶴「けど、結局は自分の手では助けたく無かったってことですよね」

瑞鶴は食い気味に、しかし元気の無い声で蒼龍に言葉を返す。

蒼龍「...加賀さんも感情表現が苦手なとこあるからさ、瑞鶴がもう少し加賀さんに寄り添ってあげてほしいんだ」
以下略 AAS



369: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 03:01:59.18 ID:LY9D/QEiO
蒼龍「だから帰ったらまずは、加賀さんにも喧嘩腰にならないでさっきの状況を説明してあげて?」

蒼龍「そしたら加賀さんだって瑞鶴が頑張った所褒めてくれるよ!」

そう言われても瑞鶴はやはり納得が行かなかった。
以下略 AAS



370: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 03:04:03.04 ID:LY9D/QEiO
帰還すると提督や出撃メンバーと近しい者達が出迎えに来ていた。
その中に加賀の顔を見つけた瞬間、瑞鶴は逃げ出したくなった。

しかし提督や翔鶴が居る手前、そういうわけにはいかなかった。

以下略 AAS



371: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 03:05:01.72 ID:LY9D/QEiO
加賀「...これに懲りたら上手くいってても慢心しないことね。救援が間に合わなかったら貴方は沈んでたわ」

加賀「まだまだ未熟なのだからもっと精進しなさい」

蒼龍「ちょっと、加賀さん...」
以下略 AAS



372: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/23(土) 03:07:00.52 ID:LY9D/QEiO
赤城「加賀さん、今回瑞鶴は旗艦としてちゃんと動けてたみたいじゃないですか。そこは褒めてあげましょうよ」

赤城も瑞鶴をフォローする。

加賀「ですがこの惨事の発端は、2戦目の後にやや離れた前方の敵を殲滅するのに必死で索敵が疎かになったからでしょう。それは旗艦の責任です」
以下略 AAS



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