【艦これSS】不器用を、あなたに。
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268: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:30:47.10 ID:ipNkQLlXO
古鷹「おはよう、青葉!」

青葉「おはようございます、古鷹さん...」

青葉がまだ完全には醒めない眠気を取り払おうとしていると、ルームメイトである古鷹が元気に声をかけてきた。
以下略 AAS



269: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:34:21.50 ID:ipNkQLlXO

にこやかに笑う古鷹を見て、青葉も微笑み返す。
本当に古鷹には笑顔が似合う。

だから古鷹にはいつも笑顔で居てもらいたい。
以下略 AAS



270: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:37:21.34 ID:ipNkQLlXO

青葉「まぁまぁ。昨日2人には、明日先に古鷹さんと朝食を取っちゃうかもしれない、って言ってありますし」

青葉「それにガサも加古さんの世話焼くの大好きみたいですから」

以下略 AAS



271: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:39:40.81 ID:ipNkQLlXO



食堂には青葉と古鷹以外はまだ誰も食事を取りに来ていなかった。

以下略 AAS



272: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:41:14.48 ID:ipNkQLlXO

鳳翔「今日は青葉さんが秘書艦でしたか。頑張って下さいね」

青葉「恐縮です!こんな早くから朝食の準備、いつもありがとうございます!」

以下略 AAS



273: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:42:53.01 ID:ipNkQLlXO

青葉「(そういえば鳳翔さんも...可能性は低いと思いますが...)」

青葉「(せっかくの絶好のチャンスですし)」

以下略 AAS



274: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:44:32.54 ID:ipNkQLlXO
青葉「味方をしてあげたり、あまり敵意を持ってない人はほとんどが古参の方ですから...」

この説明で鳳翔は青葉の言いたい事を理解したようだ。

そして彼女の目線が一瞬青葉のさらに後ろを捉えた気がする。
以下略 AAS



275: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:46:47.27 ID:ipNkQLlXO
青葉「いえ!むしろいきなりすみません...」

答えは予想はしていたが、やはり聞いた以上は少し残念な気持ちも拭えない。
同時に気まずい空気にしてしまった罪悪感もあり、謝罪の言葉を残し立ち去ろうとした。

以下略 AAS



276: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:50:03.35 ID:ipNkQLlXO
青葉「たしかに...」

その言葉はすんなりと青葉に浸透したのだった。

青葉「ありがとうございます」
以下略 AAS



277: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/17(日) 00:51:15.98 ID:ipNkQLlXO
青葉は以前までは加賀の立場について、山城を戦力としてだけは不可欠と考えるからこそ中立を維持しているだけだと思っていた。

それは、事実として山城が金剛と共に戦艦の中で群を抜いて練度が高いことや、加賀がその冷静な分析力を買われて作戦会議に呼ばれるような立場に居ることによって裏付けられているように思えた。

だが古鷹のふと零した言葉を聞いてから、そして決定的には那珂から事情の存在を聞いてから、そんなストーリーよりももっとシンプルな可能性が浮かび上がった。
以下略 AAS



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