262:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:41:40.92 ID:hT6/aIqMO
監視者「彼の方もどうぞ」
▼戦士は望遠鏡を覗き込んだ。
263:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:42:30.95 ID:hT6/aIqMO
魔法使い「あのさ」
監視者「何だ?」
264:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:43:45.21 ID:hT6/aIqMO
戦士「面白いな、あんた。興味が湧いてきた」
監視者「ンフフ、お茶でも用意しよう。掛けたまえ」
265:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:44:21.96 ID:hT6/aIqMO
戦士「愛おしい?」
監視者「彼女は人間より優れた力を持ちながら子を残すことは出来ない。人間を怖れ、こんな場所に隠れて生きている」
266:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:45:35.19 ID:hT6/aIqMO
監視者「さて何だったかな。ああ、彼女に惹かれた理由だった」
監視者「何と言えば良いかな。彼女は生きているだけで美しいんだ。人間には出せない美しさとでも言うべきかな」
267:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:46:03.70 ID:hT6/aIqMO
監視者「犬? 猫? 駄目だ駄目だ」
魔法使い「何でさ」
268:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:47:26.03 ID:hT6/aIqMO
▼監視者は考え込んでいる。
監視者「この世の者とは思えないほどの美女がいたとする。彼女は極めて原始的で服を着ることもしない。いつも裸だ」
269:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:48:33.13 ID:hT6/aIqMO
監視者「早く行け、長くは持たん」
魔法使い「アンタさ、下半身に脳味噌付いてんじゃないの? 間違い起こさない内に切除した方が良いよ?」
270:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:50:05.64 ID:hT6/aIqMO
>>>>帰り道
戦士「とんでもねえ奴だったな」
271:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:50:38.77 ID:hT6/aIqMO
戦士「心があればな」
魔法使い「ないのかな?」
272:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:51:21.65 ID:hT6/aIqMO
戦士「何かが間違ってんのかもな」
魔法使い「……魔物がいなくなったら、どうする?」
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