258:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:37:57.91 ID:hT6/aIqMO
魔法使い「な、なにさ……」
戦士「………ふっ、他愛ねーな」
259:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:39:28.43 ID:hT6/aIqMO
>>>>監視所
監視者「見学をしたい?」
260:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:40:04.67 ID:hT6/aIqMO
▼監視者は奥の部屋に入った。
魔法使い「……」
261:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:41:12.59 ID:hT6/aIqMO
▼魔法使いは望遠鏡を覗き込んだ。
戦士「見えるか?」
262:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:41:40.92 ID:hT6/aIqMO
監視者「彼の方もどうぞ」
▼戦士は望遠鏡を覗き込んだ。
263:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:42:30.95 ID:hT6/aIqMO
魔法使い「あのさ」
監視者「何だ?」
264:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:43:45.21 ID:hT6/aIqMO
戦士「面白いな、あんた。興味が湧いてきた」
監視者「ンフフ、お茶でも用意しよう。掛けたまえ」
265:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:44:21.96 ID:hT6/aIqMO
戦士「愛おしい?」
監視者「彼女は人間より優れた力を持ちながら子を残すことは出来ない。人間を怖れ、こんな場所に隠れて生きている」
266:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:45:35.19 ID:hT6/aIqMO
監視者「さて何だったかな。ああ、彼女に惹かれた理由だった」
監視者「何と言えば良いかな。彼女は生きているだけで美しいんだ。人間には出せない美しさとでも言うべきかな」
267:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:46:03.70 ID:hT6/aIqMO
監視者「犬? 猫? 駄目だ駄目だ」
魔法使い「何でさ」
268:名無しNIPPER[saga]
2019/01/23(水) 23:47:26.03 ID:hT6/aIqMO
▼監視者は考え込んでいる。
監視者「この世の者とは思えないほどの美女がいたとする。彼女は極めて原始的で服を着ることもしない。いつも裸だ」
451Res/297.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20