102: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:34:15.05 ID:TQ5drJ1c0
動画の撮影は、花澤と長田がいびきをかき始めた頃に行った。
二人は邪魔なので、俺の寝室へ運搬。
前回同様、壁を背にして質問を答えるアンチョビを撮影した。
「本当に任せていいのか?」
103: ◆JeBzCbkT3k[sage saga]
2018/07/16(月) 22:35:31.71 ID:TQ5drJ1c0
今日は、ここまでにします。
明日か明後日にまた再開します。
104:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 22:47:04.28 ID:a8DPH2nDO
乙
かぐや姫は月に帰れたけど、アンチョビはどうなるのやら…
105:名無しNIPPER[sage]
2018/07/17(火) 09:26:19.86 ID:M5hHhOon0
そろそろアンチョビもこの世界の現実を知る頃みたいだな
自分をネタにしたエロ同人がどれほど蔓延してるかを知って絶望してほしい
106: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 21:56:21.73 ID:MeNYOwih0
再開します。
107: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 21:58:40.62 ID:MeNYOwih0
2017年11月26日。日曜日。
セットしておいた目覚まし時計が午前9時ちょうどに鳴り響く。
じりりんと五月蠅いベルを鷲掴み音を止めると、床に寝転がってぼうっとスマホをいじる花澤と長田の姿が目についた。
108: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 22:00:34.33 ID:MeNYOwih0
すんと匂うと、確かにキッチンの方からは何とも心地よい香りが漂ってくる。
のそり立ち上がり、でくの坊二人の上をまたいでリビングへ向かうと、ちょうどアンチョビが両手に皿を乗せ運んでくるところだった。
「戸庭っ! 朝飯を作ったぞ!」
109: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 22:02:07.08 ID:MeNYOwih0
本日の動画公開タイミングは、20時に決めた。
休日は、平日と違い通勤退勤ラッシュもない。
どちらかといえば、遊び疲れて夕食も食べ終わった夜の時間帯が良いだろうと踏んだのだ。
「夜かー。そこまで待つのもなんだし、帰るわ」「また来るよ」
110: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 22:05:08.68 ID:MeNYOwih0
さて、それじゃあ新しい質問は届いていないかとツイッターを開きリプライ欄を確認すると、その中に気になるものを見つけた。
アンチョビではなく、俺のアカウントへのリプライだ。
『DM送りましたので、拝見いただけませんか?』
111: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 22:07:13.04 ID:MeNYOwih0
「アンチョビさん、この人と会ってみる? たぶん俺よりもガルパンに詳しいから、まぁ少なくとも花澤たちよりも頼りになると思うよ」
「うん、断る理由もないしな! 出来ることは全部やるぞ! 私が一人で行ってくるから、戸庭は家で待ってると良い!」
「いやいや俺も行くに決まってるでしょ」
112: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/17(火) 22:10:08.28 ID:MeNYOwih0
キミドリ氏とは、新宿の喫茶店で2時間ほど話をして別れた。
花澤や長田より幾分か信用の度合いは高かったようだが、しかし、彼らと同様、初めはキミドリ氏も半信半疑の様子だった。
「うはははは。あの動画を観たらどうしても真偽を確かめたくなりますよねえ」
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